自閉症の赤ちゃんの特徴的な症状と対応について

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自閉症の赤ちゃんの特徴的な症状と対応について

   

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漫画:moroさん

近頃、発達障害や自閉症といった言葉を盛んに耳にするようになりました。
寝返りをしない、なかなか寝付かない、歩かない、言葉が出ないなど、子供の成長の遅れに不安を感じているお母さんもたくさんいらっしゃることでしょう。
二人きりで過ごすことが多い赤ちゃんの時期は、特に敏感になってしまうものですよね。

「もしかしたらこの子、自閉症なのかも」と疑い、悶々とする日々を過ごされているのではないのでしょうか?

自閉症は、早くから療育を開始すれば症状が緩和され、社会に適応出来るようになるケースもあります。

そこで今日は、自閉症の赤ちゃんの特徴的な症状と今後の対応についてをご紹介したいと思います。

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■自閉症とは

自閉症は先天性の疾患であり、強いこだわり・言葉の遅れ・感覚過敏・コミュニケーションの難しさなどといった症状が見られます。

赤ちゃんの時期には問題なくとも、徐々に兆候が見られるようになる『折れ線型自閉症』のようなケースもまれにありますが、幼少期から他の子とはどこか様子が違い、お母さんが違和感を覚えたことから発見に繋がるケースが多いとされています。

それでは、赤ちゃんの時期に見られる自閉症の特徴を上げていきましょう。

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●目が合わない

赤ちゃんは生後6ヶ月にもなれば視力も0.1ほどになり、お母さんやお父さんの顔を認識するようになるといわれています。

ですから、この頃からあやしている時に赤ちゃんと目が合うようになります。

ところが、自閉症の赤ちゃんはコミュニケーションの難しさや恐怖心から他人と視線を合わすのが難しく、あやしても目を見なかったり逸らしてしまうことがあります。

●笑わない

自閉症の赤ちゃんは表情の変化に乏しく、笑顔が少ないといわれています。目が合わない場合と同様、コミュニケ―ションの難しさが原因とされています。知らない人がいる、おむつが不快、などの笑わない要因が見当たらない場合は、気をつけて様子を見るようにしましょう。

●抱っこを拒む

自閉症の赤ちゃんは、抱っこを嫌がったり抱っこの時に体を大きく反らすことがあります。また、体に触れられるのを嫌がり、大泣きすることもあります。
普段接していない人が抱っこした時に嫌がっても問題はありませんが、いつも接しているお母さんに対してもこのような行動をとるなら注意が必要です。

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●後追いをしない

後追いとは、お母さんのあとを追いかけることで、ハイハイが盛んになる生後8ヶ月頃から頻繁にみられるといわれています。

お母さんの姿が見えないと不安になり泣き出すので大変ですが、お母さんを特別な人として認識している証拠でもあります。
自閉症の子供の場合、後追いが見られなかったりお母さんに関心を示さないことがあります。

●手のひらをひらひらさせる

自閉症の赤ちゃんの特徴に、フラッピングといわれる行動があります。
フラッピングとは目の前で手をひらひらさせる動作のことで、あまりにも激しいようでしたら自閉症の疑いも考えられます。
自閉症の子供は同じ行動を繰り返して安心感を得るという特徴があり、フラッピングもその一つとされています。

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●睡眠障害がある

睡眠障害とは眠りに問題がある状態のことをいい、自閉症の子供は睡眠障害を伴うことが多いとされています。よくあるのが、睡眠時間が短いケースです。
特に夜間はなかなか寝付けれずにぐずることが多く、一般的に3時間に一度といわれている授乳が30分に一度などという場合もあります。
自閉症の赤ちゃんは音や光などに過敏に反応するため、こういったことが起こりやすいのです。逆に、あまりにも寝すぎるというケースも要注意です。

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■赤ちゃん期に判別は難しい

ここまで読んで、前よりもいっそうより不安を募らせた方もいらっしゃると思います。

ですが、上記のどれか、もしくは複数が当てはまったからといって慌てないでください。

自閉症ではなくても目が合わなかったり、笑わなかったり、抱っこを拒む赤ちゃんはいます。
別の気になることに意識がいっていたり、気分が乗らなかったりと理由は様々です。

後追いをしなかったり、手のひらをひらひらしたり、寝付きの悪い子供でも自閉症だとは言い切れません。
赤ちゃんの成長は個人差が激しく、一般的に三歳くらいにならないと自閉症とはっきり診断は出来ないといわれています。

ここあげた症状は、あくまでもよく見られる例として心にとどめておく程度にしておいてください。

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もしも早めに自閉症と診断されても、悲観なさらないでください。
早くから療育に取り組めば、就学前には見違えるほど成長を見せる可能性もあります。

逆に発見が遅かった場合も、「もう少し早く気づいてあげれば」と思い詰めないでください。早期には見分けがつかないことがあり、近頃は医者が診断に慎重になっていることもあって、発見が遅れてしまうのは仕方がない側面もあるのです。

社会に出る前なら、遅いということはありません。

専門機関での療育に加え、生活リズムを整え、出来るだけ色々な経験をさせて脳の発達を促しましょう。
自分を追い込まず、自閉症を個性としてとらえ楽しく育児をすることこそが、お母さんにとっても子供にとっても一番大切なことなのです。


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