発達障害の特徴と年齢別チェック方法について

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発達障害の特徴と年齢別チェック方法について

   

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漫画:moroさん

発達障害とは

■広汎性発達障害(PDD)
■注意欠陥・多動性障害(AD/HD)
■学習障害(LD)

のことを言います。
脳の機能障害のため外見では分かりにくく、医師でも明確に判断しかねる所があります。
しかし、よく観察してみると上記に区別した障害それぞれにおおむねの特徴がみられます。固有ということはありません。

今回は、人の人生の節目となる時期の発達障害の傾向的特徴(チェックポイント)をご紹介いたします。
ただし、チェックポイントに数多く当てはまったとしても、発達障害であると決まったわけではありません。あくまで目安として活用してください。
自分、またはお子さんが発達障害であるかもしれないと思った方は、早期に医療機関を受診してください。

関連記事:【自閉症の子供】「こだわり」は治した方がいいの?

■乳幼児期の発達障害の特徴(チェックポイント)

乳幼児期(1~5歳)における発達障害の特徴としてよく言われているポイントは以下の通りです。

A. 物を直線的に並べます。

B. 目を合わせようとしません。

C. クレーン現象といった特異なことがあります。
*クレーン現象とは、その子供が他人の手を引っ張ったりして、自分がやりたいことを代わりにしてもらおうとする行動のことを指します。

D. 夜2時間ごとに、目をさまし夜泣きをするなど、睡眠時間が極端に少ない状態が続きます。

E. 逆手バイバイをします。

E. 指を指して、意志表示をすることができません。

F. しょちゅう、つま先立ち・つま先歩きをします。

G. 聴覚、視覚、触覚、臭覚などの感覚が鋭敏であったり、逆に鈍感だったりします。

H. じっとしていることができず、走り回ったりして落ち着きがありません。

医療機関を受診し、ある障害に特定されたとしても、ご両親や周囲の人々は悲観せず、まずは子供の発達障害への理解を深め、受容することが必要となります。

子供本人は気づいていないうえに解決するための知識がなく、脳の機能障害のため本人だけでは成長・改善できない部分があります。
周囲の人間がその子の長所を引き出してあげるように努め、さらに環境整備をしてサポートしましょう。

発達障害は適切な接し方をすることで、症状が改善する可能性も十分にあります。

関連記事:自閉症やADHD(注意欠如多動性障害)・LD(学習障害)など発達障害の特徴とは?

■小学生期の発達障害の特徴(チェックポイント)

小学校(6歳~12歳)に入ると、障害の特徴が顕著に現れはじめます。
特徴(チェックポイント)は、以下の通りです。
全てが当てはまる子供は極めて少なく、別の障害の特徴を兼ね備えている場合もあります。

A. おとなしくしていることができない。

B. 授業中に着席しておれず、1限の間さえも、耐えることができない。

C. 自分が好む話題なら、相手かまわず、長い間しゃべり続け止まらない。

D. 相手が、本当は何を言いたいのかを察することができない。

E. その場の雰囲気や空気を読んで対応することができない。

F. 急な事態に対応できない。

G. 一度に二つ以上のことを同時にできない。

H. 自分が好むことに対して、驚異的な記憶力をもっている場合がある。

I. 宿題をすることを忘れたり、物を忘れたり、なくしたりする。

関連記事:【自閉症の子供のくり返し行動】原因と対処法は?

■大人の発達障害の特徴(チェックポイント)

大人になると、社会的責任が課せられます。
発達障害であっても理解されず「その程度の能力の持ち主」と判断されてしまうことが多くなるかもしれません。
特徴(チェックポイント)は、以下の通りです。

A. 何かに没頭してしまうと、他の事を忘れてしまい、指摘されるまで気づかない場合があります。

B. 冗談や暗黙の了解などが分からず、真に受けてしまい、察することができません。

C. 相手が何を考え、思っているか推察できません。

D. 新しい環境に対応できず、変化を嫌います。

E. 思いや感情、考えなどをうまく相手に伝えられません。

F. 急にキレたりして、感情のコントロールができません。

G. 興味のあることには、異常なほど集中することがある

H. 異常な記憶力を持つ場合があります。

■まとめ

発達障害には、広汎性発達障害(PDD)、注意欠陥・多動性障害(AD/HD)、知的障害、学習障害(LD)などがありますが、これらは単独で出現することは少なく上記の障害の特徴が合わさった形で発言する場合もあります。

幼児期・学童期・大人における特徴はよく似ていて、少し言葉を変えただけでほぼ同じ「特徴」となっています。
時期において、家庭内や社会的に問題となる行動をその場合に応じて表現しただけの事であり、本質を知る必要があります。
その年齢に応じた療育・サポートをしていくことが必要です。

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