【告白】我が子に手をかけるかもしれない。そして...自分も後を追う。-『息子は自閉症。ママのイラスト日記⑤』

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療育園に通っていた頃、気の合うお母さんたち数人が集まって夜に会うことがありました。

各々、子どもたちは旦那さんに預けたり、自分の親に預けたりして来ます。子どもにつきっきりで気を張ってる自分へのご褒美にと、母親たちで企画した飲み会です。

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療育園に通っているだけあって、みんなそれぞれ問題を抱えている子どもだったので、そんなに回数は開けませんでしたが、それでもその会はとても意味のあるものでした。

悩み相談だったり、情報交換だったり、笑い話だったり...いろんな話をしました。

その中で、私が今でも鮮明に覚えていること。
みんなで将来について話している時、あるお母さんがぽつりぽつりと話しはじめました。

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「私ね...自分が歳をとって、身体が思うように動かなくなってきたら...我が子に手をかけるかもしれない。そして...自分も後を追う。」

一瞬、凍りつきました。なぜなら、

私 も 一 度 は 考 え た こ と だ っ た か ら 。

今でこそ、前向きにやってきていますが、やはり息子の障がいが解ったときはどん底で。ここまで落ち込むのかと思うくらいにどん底で。

毎日涙は止まらないし、何もやる気はおきないし、今まで楽しかったことも全然楽しくない。

この子に将来はあるのか。私が死んだらどうなってしまうのか。人に迷惑をかけ続けて生かせていいものなのか。もしかしたら、生活する術もなく息子は野垂れ死んでしまうかもしれない。

外に出れば、息子の癇癪に周囲の人たちに腰を折って謝りつづける日々。ひどい言葉も投げかけられました。怖かった。苦しかった。哀しかった。辛かった。

「私ね...自分の身体が思うように動かなくなってきたら...我が子に手をかけるかもしれない。」

この言葉を聞いて、思わず言ってしまいました。お願いだから、そんなこと言わないで...?涙が溢れました。私がいる。みんながいる。何かあったら、ここにいるメンバーで助け合えばいい。

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そんな悲しいことは言わないで。どうかどうか、言わないで。

もしかしたら、昔の自分に言っていたのかもしれませんね。この子のためにも諦めないでって。

どうか、命だけは大切にしてください。子どもは成長し続けます。例えそれが周りの子より遅いかもしれないけれど、それでも成長しています。

「この子が不幸になる?」
「もうだめだ?」
本人がそう言ったの?

子どもの幸せを決めるのは、大人じゃありません。その腕の中にいる、子ども本人です。
キラキラ輝くその命の灯火を、

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どうか消さないで。

~続く。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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