来客駐車場で見かけた嫌がらせオバサンの車。これをきっかけに事態が思わぬ方向へ…！【自治会の嫌がらせオバサン④～最終話～】 by えなり
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自治会長によると、
最近マンションの駐車場にたぬきが出没するようになったそう。
ちょうど宇崎さんの駐車スペースが用を足しやすい場所らしく、
宇崎さんの車にたぬきの糞がつくことが増えたので
しばらく来客駐車場に避難しているとのことでした。
事情は理解したものの、どうしても納得できないゆみさん。
ゆみさん家族以外来客駐車場を使う人がいないという状態でも、
「他の住人の不平等になるといけない」という理由で
他人には6時間しか来客駐車場を使えないよう強いておいて、
なぜ自身は事情があるにせよルール丸無視で数日にわたって来客駐車場を占領しているのか。
【理不尽さにはらわたが煮え繰り返ったゆみさんは、宇崎さん宅に突撃しました。】
インターホンを押すと、宇崎さんがダルそうに出てきました。
ゆみさんがこう伝えると、
宇崎さんの口から出たのは信じられない言葉でした。
この発言は、そもそもゆみさん一家しか使っていないのを知りながら、
来客駐車場の利用時間を6時間に短縮したのを自ら認めたようなものです。
ゆみさんは猛反論します。
猛反論するゆみさんの言葉に、
自身でも、発言と行動が矛盾していることに気づいたらしく、たじろぐ宇崎さん。
「それは…」
と言って黙り込んでしまいました。
そんな宇崎さんに、ゆみさんが畳み掛けるようにこう言います。
この提案に、さらに黙り込んでしまった宇崎さん。
そして…
※次ページに続きます。
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