「あれ?あの子のことは…」
義母は、ふと手を止めた。
「僕のことは何も褒めてくれなかった」 息子に言われた言葉が頭から離れない。そんなことはないと否定する義母だったが、幼いころのことを思い返しても浮かぶのは食堂の記憶ばかり。お客さんの子どもを褒めたことは覚えているのに、自分の子どもたちにどんな言葉をかけていたのか思い出せなくて ――。







「あれ?あの子のことは…」
義母は、ふと手を止めた。
「僕のことは何も褒めてくれなかった」 息子に言われた言葉が頭から離れない。そんなことはないと否定する義母だったが、幼いころのことを思い返しても浮かぶのは食堂の記憶ばかり。お客さんの子どもを褒めたことは覚えているのに、自分の子どもたちにどんな言葉をかけていたのか思い出せなくて ――。







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