不安でキツくて苦痛すら感じる育児。それでも思うことは…~苦痛が無いとは言わないよ~【泣いて笑って発達障害~療育を知らない世代の私たち~⑳ 最終話】 by ワンタケ
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以上「苦痛が無いとは言わないよ」のお話でした。
【苦痛が無いとは言わないのだよ】
「発達障害グレー育児」の4年半の道のりは私にとって、ムスコの可愛さでチャラにできるようなものではありませんでした。
不安で、キツくて、どうにもならなくて、ちょうど「苦痛」という言葉がしっくりくる時期も多々ありました。
「家の中でムスコと2人だけで過ごしていたらどうにかなってしまいそう」と感じ、特にムスコが小さい頃はいろんな所をウロウロと彷徨っていました。(イオンとか)
でも保育園で周りを見てみたら、一見「なんでもできそうな」同じクラスの健常児1人1人がそれぞれに大変で、親子共々何かしらの壁にぶつかっては闘っているんだなと感じられるようになってきました。
もし「育児に苦痛なんて無いわよ!うちの子とっても育てやすい!」という方がいらっしゃいましたらご一報ください。ゴリラの画像を送ります。
【話は発達障害に戻り…】
「発達障害でなくても育児は大変だ」という着地になりましたが、とはいえ最後なのでやっぱり発達障害のお話をしようと思います。
この連載を通してコメントやメッセージを頂き、改めて知ったのは、「発達障害について学校では習わない」ということです。学校や先生の方針にもよるかと思いますが、どうやら現時点では、自分から情報を取りにいかないと発達障害を知る機会は無いということらしい。
「ADHDだけでも10人に1人が該当する」と言われている中で、未だに私が子供だった30年前と同じく学ぶ機会が無いという事にとても驚きました。
我々親世代が「発達障害や療育を知らない世代」なのではなく、現在進行形で知らない世代が増え続けているという事なんですよね。
そこですごくありがたい存在だなと思ったのは、Eテレの「u&i」という教育番組です。
とてもかわいらしく観やすいので、以前からなんとなく観ていたのですが、ブログのコメントから当番組をオススメしていただき「あ、そっか!これ発達障害のことも学べる番組だったか!」とその時に気付きました。そのくらい観やすいので、ご興味があれば是非観ていただけると良いなと思います。発達障害だけではなく「多様性を尊重しあう」というテーマなので、自分からは見えない景色や気持ちを観る事が出来てとってもステキです。
こちらから観る事が出来ます→ https://www.nhk.or.jp/school/tokushi/ui/
あとは発達障害のことが分かる絵本もいっぱい出ているので、こちらも親子ともに分かりやすく知る事ができて良いと思います。
そしてもし、育児をしていて我が子が発達障害かどうかと不安に感じる方は、児童発達支援事業所を利用したい旨を地域のお役所に相談してみてください。
私はそれにより一緒に悩んで我が子を見守ってくれる人が増えたことで、とても心が軽くなりました。
ずっと育児が不安で苦痛だったけれど、それはムスコのことが生まれてからずっと好きで、他の誰にも代えられない存在だからこそとも言えます。
最後はやっぱり「うちに来てくれてありがとう」とムスコに言いたいです。
という訳で次回から、全然書いてこなかった父の事を書いて行こうと思います。大好きだったし大嫌いだった父のことなので、ちょっと緊張していますが、見て頂けたら嬉しいです!
以上、ムスコが咳で保育園をお休みすることになり、過去最高にアワアワ言いながらこれを書き終えたワンタケがお送りしました^^
おわり
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。