絶縁状態だった実家に久しぶりに帰ると“異様な光景”を目にすることに…~変わり果てた家族~【バラバラになった家族⑭】 by ワンタケ

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以上「変わり果てた家族」でした。

 

【妹の変化】

 

動物が好き、家の中で過ごすのが好きだった妹は、高校生になりバイトを始めて家に居つかなくなりました。性格上「外が楽しい」というよりも「家の中が辛い」という状況だったと思います。

 

この時期、離れた私の住む家にも時々遊びに来ていましたが、それまで見せなかったようなイライラを見せる事があったものの、重要な事を私に話していませんでした。

その話をしてくれていたら、もっと早く、すぐに対応していたのに…と今なら思いますが、妹にとってはそのじわじわと重くなる日常にあまりにも慣れきっていて、「話す事では無く、通り過ぎる事」として処理されていたようです。

でも親戚の家に行く前に言ってくれればなぁ…。妹もまた私と同じように事後報告型の人間なのかもしれません。
姉からすると、やはり辛い思いをしたらすぐに言って欲しいものだなぁ…と思います。

 

【母の変化】

 

私が生まれてからずっと痩せたがっていた母は、1年の間に別人のように痩せていました。

元々太っている印象は無いけれど、「自分に自信がないコンプレックス」を体型のせいにしていた部分があったようで、不自然に痩せているのにむしろ喜んでいるように見えました。
身長にもよるけれど、成人の女の人が40㎏を切る事はあまり無いのではないかと思います。
過労やストレスで一気に痩せた母ですが、そのストレスの中に私の同棲も含まれていたのだと思います。

私が同棲をするまでは何でも「私が選ぶ道」を信じて応援してくれた母。
その時の同棲の相手が今の夫なので、同棲の事も気に病まず信じてくれれば良かったのに…と思いますが、それは結局、結果論。

母親から見れば、20歳の娘の選択を気に病まずにはいられないものなのかもしれません。

 

【父の変化】

 

父が一層陰気に塞ぎ込み、ただじっと座っている中で、妹と母は「まるでいないかのように」父を扱っていました。

1年ぶりに見たその家族の光景はかなり異様に映り、「確かに陰気で嫌だけど…気弱で無害な父をここまで無視する必要は無いのでは?」と思ったのですが、妹と母がそういった態度を取る理由が後になり身を持って分かる事件が起きました。

それを知っていてなお、父と別々に暮らす事を拒む妹と母にも激しい違和感を感じました。

 

その事件は、家族4人で親戚の家に行った際に起こりました。

という訳で次回「父の枕元にあるもの」に続きます。

 

以上、雪解けの道を運転するの嫌だなぁ…と思っているワンタケがお送りしました。

 

つづく

 

~第一話はこちらから~

 

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