ママ友だちの輪―『息子は自閉症。ママのイラスト日記④』

こもたろの発達障害がハッキリする頃、私にはひとつの悩みがありました。
それは、ママ友だちの輪にいることができない。
上の子が幼稚園に通っていたので、仲が良いお友だちのママさんから「この後みんなで公園に行って遊ばない?」とお誘いを受けます。
上の子の繋がりを大事にしたかったので、もちろん参加。
公園で集まって子供たちの動きに注意しつつ、ベンチに座ってお茶を飲みながら談笑するママさんたち。それを尻目に、常に下の子を追いかける私。
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こもたろは目を離すとどこへ行ってしまうか分かりません。
危険というものが全く解っていないので、動いているブランコの目の前も横切ってしまう。自分の身長よりはるか高いところから飛び降りようとしてしまう。
公園の外、道路にもお構いなく飛び出して行ってしまう。
遊びのルールというものも解っていなかったので、滑り台では逆から登ろうとするし、砂場ではお友だちが使っているものを使おうとする。
お兄ちゃんたちが蹴って遊んでいるボールも、こもたろの目にはただの転がっているボール。
取りに行こうとします。名前を呼んでも立ち止まらない。
「やってはいけない」が分からない。
私が立ちはだかり、行動で制止(阻止)をかけるしかなかったのです。
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