ママ友だちの輪―『息子は自閉症。ママのイラスト日記④』
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なので、常に我が子に目を光らせながら、気が休まることなく追いかけていました。
せっかく誘ってくれたのに、ママ友だちの輪に入れないことが本当に申し訳なくて、すごく肩身の狭い思いをしていました。
ただ、上の子が楽しそうにお友だちと遊んでいる姿が救いでした。
ある日、みんなで集まったときに意を決して打ち明けました。
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「実は、こもたろは、自閉症なんだ・・・。」
こもたろは危険予測ができないこと。人に関心がなく、母である私に対しても関心がなく、どこまででも走って行ってしまうこと。
だから常に追いかけなくてはならないこと。
もしかしたら、これを機に誘ってもらえなくなるかもしれない。
そしたら、上の子に何て謝ろうか。
ママ友だちの反応はこうでした。「話してくれてありがとう。
何かサポートできることがあったら言ってね」「私たちはそんなこと気にしないし、子供たちだって気にしてないよ」「これからも変わらず誘うからねっ」。その言葉に、
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涙が出るくらい嬉しかった。その後もそれまでと変わらず、公園遊びのお誘いをしてくれてこもろ姉ちゃんは楽しい園生活をおくれました。
私は相変わらず、こもたろを追いかける日々でしたが(笑)。
でも気持ちがすごく楽になった。
ママ友だちの優しい言葉が、私の心を救い上げてくれました。みんな、あの時はありがとう。
~続く。
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