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あの親子のようなほっこりして温かい関係を保っていたい!『息子は自閉症。ママのイラスト日記㉙』

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先日、ある駅で、乗り換えの乗車券を買うため券売機に並びました。
私の前に、乗車券を買っている親子と思われる二人がいました。

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親子と思われる、と書いたのは、小さな子と大人という組み合わせではなく、
あどけなさは残りますが、恐らく成人しているであろう男性と、少しお年を召した感じの女性だったからです。

男性がひとりで乗車券を購入すると、女性がとてもとても喜んでいました。
「上手にできたね!すごいすごい!」
男性の頭を撫でて褒めています。

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この時、私は直感的に「この男性は、こもたろと同じような障害を持っているのかな」と思いました。

きっと、何度も何度もこの駅に通って練習したんだろうな。
うまくいかない日も諦めずに、何度も何度も。

勝手にこもたろのことと重ねてしまいました。
そう思うと、なんだか私まで嬉しくなってしまいました。
声をかけたい。

でも、見ず知らずの私が声をかけると、ビックリさせてしまうかな。
うーん、どうしよう。
いろいろ迷いましたが、思い切って言うことにしました。
私は女性の方に「嬉しいですね」と声をかけました。

女性はビックリした様子もなく、満面の笑みで「ありがとうございます」と返してくれました。

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私はすぐにその場を立ち去ったのですが、声をかけてみてよかったなぁ。
ほっこりした気持ちをおすそ分けしてもらったような、そんな気持ち。

こもたろは、まだまだ自分の身の回りのことを、完全に自立できているとは言えません。
誰かが指示を出せばそれに従って行動することはできますが、自分の力で必要なことを考えて行動することが難しいのです。
大人になった時、どこまで成長しているかはわかりませんが、
現段階では、親がいないと生活は難しいだろうなということは感じています。

こもたろが大人になっても、あの親子のようなほっこりして温かい関係を保っていたいな。

moro30‐4

そう思った出来事でした。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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