お遊戯会前日の大どんでん返し!【お遊戯会の乱⑤】 by さやけん
一年の中で保育園最大の行事、お遊戯会を目前に控える中、相次いでインフルエンザを発症したむすこと夫。
この二人はぎりぎりセーフで、薬を飲んで完治すればお遊戯会には間に合うとの診断を受けました。
ところがむすめと私も後日発症。
小児科にて検査し、検査薬では「陰性」を示したものの、状況的に見てインフルエンザで間違いないということで、
少しの希望をもって頑張っていたのに、ここにきて完全にお遊戯会参加を諦めなければいけなくなったのでした。
◆前回のお話はこちら
医者も首をかしげたインフルエンザの検査結果【お遊戯会の乱④】
【ところが…】
数日後、むすめの手足に無数に現れた赤いぶつぶつ。そして真っ赤になったほっぺ。よく見ると私の手足にも蕁麻疹のようなものが出ていました。
薬の副作用か何か…?どんどん増える湿疹。
すっかり元気になったむすこも連れて、急いで小児科へと車を走らせました。
すると…
「あー、これはりんご病だね!どおりでインフルエンザの検査が陰性だったわけだ!」
ええーー!!
じゃ、じゃあ、わたしは!?
念の為インフルエンザの再検査を行い、やはり陰性が出たため、むすめの発熱は「りんご病」と確定。
この「りんご病」、湿疹が出た頃には感染力はほぼない為、保育園に通常通り登園可能と言うことで
「お遊戯会、いけますね!お母さん!」
と看護師さんと共に拍手してくれる先生。
やったー!!やったーーーー!!
ありがとうございます!!ありがとうございます!!
涙が出るほど悲しい事態が、
涙が出るほど嬉しい結末へと変わった瞬間でした。
次回、最終回です。
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