ワーママ赤裸々対談『成功することはできなくても、近づくことはできる』② by みかん&鈴木セリーナ
歌マネからアニメキャラまで幅広いものまねで大人気のみかんさん。現在第2子を妊娠中の1児の子育てママです。
働くママをテーマに、みかんさんと鈴木セリーナさんとの対談の第二弾です。
教えてみかんさん!!
まずは一人目の子育てに関してみかんさんにお伺いしました!
Q.1人目の新生児期に印象に残ったエピソードは?
何もかもが初めてだったので、色々と不安がありましたが、里帰りから戻って来た時に少しだけ産後うつまではいきませんが
気持ちがついていかない時期がありました。
Q.仕事を子育ての両立に関して、大変だと感じた事は?
一人目が1歳ぐらいの時に、急激に仕事が忙しくなり、なかなか一緒に遊んであげる事が出来ず寂しい思いを沢山させたと思います。
夫の両親も自身の両親も近くいなく、ママ友もいなかったのでどこも頼るところがないのが一番大変でした。
託児所にも通わせましたが、なかなか慣れてくれず別れ際ではよく泣いてましたね。
Q.現在、一人目の成長を見てどんな事を感じますか?
息子の成長は赤ちゃんがお腹にいる事を報告してから、徐々にお兄ちゃんとゆうのが芽生えてきたのか、
私が荷物を何個か持っていると、持てもしないのに一番重そうな荷物を持ってくれようとすることや、
ご飯の準備をしてると食器など運んでくれる事が増えました。
周りのママ友からは「最近、しっかりしてきたね」と言ってもらえるのはとても嬉しい響きです。
私的にはもう少ししっかりして頂きたい所もあります(笑)
Q.みかんさんの子育て「しくじりエピソード」を教えてください!
保育園に通っていた頃に遠足を1ヶ月、間違えてお弁当を持たせてしまい、園長先生から電話がかかってきたことがありました。
年長だった息子には「今日、遠足じゃないし、みんなお弁当持ってきてなかったし、お母さん何やってるの?」とチクチク言われました。
ですが、ちゃっかり給食の時間には一人、お弁当と完食してくれたそうです。
遠足自体を忘れていた訳じゃないことにホッとした1日でした。
Q.子育てをしていて心掛けている事はなんですか?
小さい頃から嘘をつかない事、悪い事をしてもきちんと正直に謝る事を心がけて話しています。
学校の勉強ももちろん大事ですが、学校では友達を大切に仲良くすることも言い聞かせています。
Q.子どもを叱ったりする事はありますか?
うちの場合は具体的に怒るのは私よりかは夫の方が子供と向き合って
よく叱ったり、お話しをしてますね。
私は毎日のように小言で怒ってはいますが・・・
例えば、何回同じことを言っても次の行動に動いてくれない事や、
挨拶が出来てない時などは言い聞かせはしますが、あまりにも度を過ぎると
夫が一度、カミナリを落とし怒鳴りつけます。
ちゃんと子供が理解し納得するまでとことん話し合いをするのがみかん家のやり方になっています。
ワーママ対談②『成功することはできなくても、近づくことはできる』
——今回は、女性の働き方について伺っていきたいと思います。家事や子育てに手一杯で、仕事ができないと悩んでいる女性は多いと言います。そういう女性に対して、ワーキングマザーであるお二人はどのようなアドバイスをされますか?
「家庭があるから、働けない」という悩みを持つママへへのアドバイス
【みかん】「家庭があるから、働けない」という悩みを持つ女性に対してのアドバイスですよね。
うーん…。ちょっと言い方がキツいかも知れないですが、家庭を言い訳にしている部分もあるのかなぁと、思います。
【セリーナ】うん、私も同じこと思ってました。
【みかん】だってね、家庭があるから働けないというのは、その人自身の考え方だと思うんです。その人の、心の物差しというか。
働けないって、誰が決めたんだろうと思っちゃうんですよね。もし、本当に働きたいと思っているなら、その扉は自分で開かないと。そのための工夫や努力も、自分で考えないとダメなんです。
【セリーナ】そうそう。
とにかく行動しよう!
【みかん】働きたいと思ったなら、とにかく行動に移さないと。そうしないと、絶対に叶わないから。当たり前ですけど。
もちろん、“思うだけ”っていうのも、その人の自由です。ただ、実行に移したほうが、世界は広がるし、人生がより面白くなっていくんじゃないかなぁと私は思うんです。
——そうはいっても、「結婚や出産のある女性は、男性と同じような働き方はできない!」という反論も聞こえてきそうです。
【みかん】女性だから、男性だから…というのは、今の時代、あまり関係ないような気もします。何十年前とかと比べたら、性別の差は圧倒的になくなってきているじゃないですか。
たしかに、子供が産めるのは女性だけです。だから、お休みも絶対に必要。でもね、それ以外のものは、男性と変わらないですよ。
【セリーナ】そうだよね。それにシンプルな話で、男でも女でも、能力があれば、いつまででも働けますしね。
産休や育休を取ると、会社に復帰しずらいということも現実にあると思います。ただ、それは、その会社の環境が整っていないだけの話。そんな会社に固執する必要はなくて、独立するなり、転職するなりすればいいんです。
何が言いたいかと言うと、働き方には色んな選択肢があるということ。「働きたいのに働けない」という人は、それが見えていないだけだと思うの。
【みかん】そうですね。目指すものがあるのなら、本当にただ黙々とやるしか方法はないんですよ。その結果、成功するかは誰にもわからないけど、近づくことは絶対にできます。
一歩踏み出すかどうか、決めるのは自分。
【セリーナ】おっしゃる通りだと思います。
【みかん】一歩踏み出すかどうか、決めるのは自分。周りのせいにしてたらダメです。
私は、2018年に事務所を辞めて独立しましたが、その理由の一つに、人のせいにするのが嫌だったからというのがあります。
——それは、どういうことでしょうか?
【みかん】何かトラブルやミスがあると、人って、自分以外の誰かのせいにしたがるじゃないですか。たとえば、マネージャーやスタッフのせいにするとかね。そういうことをしたくなかったんです。
独立するということは、何があっても自分の責任。でも私にとっては、そのほうが楽なんです。
——事務所を辞めるということは、仕事の大きな窓口を失うということですよね。不安はありませんでしたか?
【みかん】めちゃめちゃ不安なときもありました。でも、それも一瞬だったんですよね。
【セリーナ】独立するときには、すでに仕事のベースができあがっていたからじゃない?
【みかん】それもあると思います。あとは、下積み時代が長かったので、なんとかやっていけるだろうという自信もありました。やっていかないとマズい、というプレッシャーもね。
でも、結果的に独立してよかったです。新しい仲間を自分でつくっていって、信頼できるメンバーと一緒に仕事している今のほうが、断然楽しいですから。
人との繋がりを大切にする。
——仕事を取るということもみかんさんご自身でやられているんですよね。
【みかん】もちろんです。といっても、仕事を積極的に取るということはあまりないですね。
【セリーナ】人との繋がりで、声を掛けられたりとか、そうやって仕事を取っている感じですか?
【みかん】そうですね。独立したことで改めて、人との繋がりの力がすごく大きいと実感しています。
それでね、繋げてもらったら、今度は自分も、誰かを繋げてあげたいと思うんです。自分がされて嬉しいことは人にもしたいと思うから。
人だけじゃなくて、食べ物もそう。美味しいと思うお菓子があれば、人にもおすすめしたいんです。
【セリーナ】実際にみかんちゃん、この現場にもお土産持ってきてくれましたよね。ご自身がCMに出演されているハタダの『どら一(いち)』。私、みかんちゃんのそういうところが本当にすごいなと思っていて。タレントさん自ら、商品をPRしてくれるって、企業にとってはすごく有り難いことなんですよ。
でも、それをやってくれるタレントさんって、意外と少ないの。だから、みかんちゃん、すごく偉いと思う。
【みかん】本当に美味しいと思うから、みんなにもお勧めしたいの!
反対に、自分が少しでも「あれ?」と思うものは、絶対に勧めません。たまにね、「この化粧品使って、SNSにあげてもらえますか?」と言われることもあります。でも使ってみていいと思わないときは、きっぱりお断りします。たとえ、宣伝費が出るものでも、ウソはつきたくないから。
【セリーナ】うんうん。そうですよね。
【みかん】人との繋がりは大事だし、それは私にとって財産。だからこそ、嘘をついて裏切りたくないし、大事していきたいんです。
<プロフィール>
みかん
高校卒業と同時に上京し、ものまねタレントとしてデビューを果たす。子供の頃、好きで始めたものまねを、学生時代から本格的に磨きを掛けて、現在では50以上のレパートリーを持つ。ジャンルは歌マネからアニメキャラまで幅広く、その完成度は玄人(くろうと)筋を唸らせている。先日第二子の妊娠を発表。ものまねママタレントとして、今後もマルチな活躍が期待されている。
https://ameblo.jp/ponjuice0224/
鈴木セリーナ
大分県出身。幼少期から英才教育を受けお嬢様として育つ。16歳の頃、親への反発心からドロップアウト。年齢を隠して、地元クラブのホステスとなる。20歳の頃、「銀座のクラブのママになりたい」と夢見て上京。当時、テレビで有名だった銀座高級クラブ「F」で働く。相手の懐に飛び込むトークと物怖じしない性格が受け、たちまち人気ホステスとなる。その後、銀座老舗クラブ「江川」に引き抜かれ、売上ナンバーワンに。銀座ホステスを辞めてからは、主に文房具を扱う企画会社とタレントのキャスティング会社を起業。マルチクリエイティブプロデューサーとして、ビジネスの世界でも成功を収める。実業界から政界、マスコミ業界まで、様々な業界のトップクラスと親交が深いことでも知られる。
https://serenadetimes.com/
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