2歳、目立ってきた語力の差【娘の発達障害⑧~揺れ続けた気持ち~】 by SAKURA
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私の言葉に反応はなく、終始無言で、無表情。
親子の会話なんて、できません。
手はかからないものの、一方通行のコミュニケーションは退屈。
ママ友と遊ぶときはいつも、
目の前で会話する親子を見て、落胆していました。
この頃の私の頭の中は…
ネガティブな考えと、ポジティブな考えが交互にやってくる、無限ループ状態でした。
メンタルはいつもふわふわしていて、
大丈夫!と思う日もあれば、どうしよう…と思う日もありました。
毎日考えが違い、今振り返っても、
感情に振り回されて、よくおかしくならなかったな~と思います。
娘の発育状態が心配ななか、なんとか「パパ、ママ」だけは、と何度も教え続けたおかげで、
少しだけ言えるようになりましたが、
その声はとんでもなく小さく、私たちを呼ぶために使うというよりは、
ただ呟く…という感じでした。
【クレーン現象】
そしてこの時期、娘が頻繁に行っていたのが『クレーン現象』でした。
クレーン現象とは、自閉症の子どもによく見られる行動で、
何か欲しい物を取って欲しい時に親の手首を持って、欲しいものに近づける行動です。
娘は「○○とって」「○○ちょうだい」と言わず、
欲しいものを指さすということもなかったので、
欲しいものがあると…
私の手を取り、無言で動かして、欲しいもののところまで
引っ張って行っていました。
【目が回らない娘】
また、娘は、よくその場でグルグル回っていましたが、
回った直後にそのまま歩きだしたりしていて、全然目が回らないようでした。
気になり、調べてみると…
「クレーン現象」「目が回らない」…自閉症の子に見られる症状でした。
それでも、何かの間違いだ!当てはまったら100%自閉症というわけではないし!
と、どうしても認めたくない思いから、あえて楽観的に考えるように意識していました。
続く…。
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