元旦那に唯一感謝したこと【妊娠中にサレ妻となったことを乗り越えての出産!④】陣痛との孤独な戦い by カコマツ
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赤ちゃん苦しいんだよと言われたら、頑張りますよね!!!
気を失いそうになる痛みに耐えながら力を抜きます。
陣痛の時も痛いし、う~~~~んといきむ時も痛い。
二種類の激痛が交互にやってくるので、まるで、痛みのサンドイッチのようでした。
余りの痛さに心の中で何度も
〝これが絶対に人生最後の出産-------!!!〟
と、叫んでいました。
必死に痛みに耐えていたら、助産師さんに息子の名前を聞かれました。
どういう漢字を書くの?等、細かく聞かれ、丁寧に答えたので、私はかなり余裕ある方だったのです。だから、助産師さんも分娩中に聞けたのでしょうね。
息子の名前は1週間くらいほぼ徹夜で、一人で何度も何度も丁寧に考えました。
音の響き、漢字の意味、画数、私の願いや愛情をこめた名前です。
この子にはこの名前がふさわしいと思っていたので、産まれる前に名前で呼んでもらえて嬉しかった。
頭は丸いし、小さいのであっさり出たのですが……
痛みのピークはその後やってきます。
肩が出てきたあたりからギャーーーーと絶叫してしまいます。
身体が半分出てるとき、私の裾がビリビリ裂けてるのがわかりました。噂には聞いていましたが、破けるように裂けます。
身体が半分出て、あそこが裂け、更に陣痛の波がくる……。
このトリプル痛み地獄を表現するとしたら……
10人くらいの格闘家に、お腹を中から外からメリケンサックでボコボコに殴られてるかのような痛みです。
痛みから解放された瞬間、息子の産声が聞こえ、終わったと言う安堵と、無事生まれてきた安心感で力が抜けました。
【22時30分、ついに…】
2600gの男の子が生まれました。初めて腕に抱いた時、小さくて今にも壊れそうで、天使のように可愛くて、涙が出てきました。
妊娠中、辛くて苦しいことばかりだったけれど、母になった瞬間、強さが漲ってきました。
出産を無事終えて、主治医が縫合にやってきました。
出産は翌日と思っていたら、いっきに子宮が開いて、分娩から30分で産んだので
「こんな安産めったにない!」
と、驚いていました。
難産になることを予測していたので、無痛分娩を勧めようと思っていたそうです。医師の予想とは間逆の、安産の展開になることもあるのですね。
医師も助産師さんも驚きながら、超安産で本当に良かったですねと言っていました。
無事、産まれてくれてありがとう。
⇒インスタ:kaco_ma_tsu
⇒ブログ:離活のすべて
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