【このままだとアル中に？！③】お酒に頼るために、飲む！飲む！飲む！ by やまぎし みゆき
その日気がつくと、半分残っていたワインのボトルは
空っぽ・・・。
元々よくお酒を飲む私は、
「あー空けちゃったなー」くらいに軽く捉えていました。
【妊娠前と産後の違い】
今思えば、妊娠前に前お酒を飲んでいる時の気持ちと、
産後に飲んでいる気持ちには違いがありました。
妊娠前に飲むときは、
「飲んで話して楽しい！」
「このお酒、美味しい！」という、
ポジティブな気持ちで飲むことが多かった私。
お酒以外の部分も気持ちが充実していたので、
平日はお酒を飲まず、休日だけ夫と楽しむ程度でした。
「お酒に頼る」ということがありませんでした。
ところが、産後にお酒を飲むときは
「とにかくお酒を飲んで解放されたい」
「『母』じゃない『私』の時間が欲しい」
「逃げたい」という、ネガティブな気持ちでいっぱい。
お酒を飲めば、いい気分になって開放感があるし、
出来ること、行ける場所、いろいろ制限されている生活の中で
疲れた自分を癒す唯一の手段になっていました。
完全に、「お酒に頼る」状態。
こうなってくると、もう歯止めが利きませんでした。
木曜日、近所の薬局で500円のワインを手に取ると、
娘が寝たあと1本全部飲んでしまいました。
夫は毎日終電帰りだったので、
1人でスマホを弄りながらダラダラと過ごし、
ベロベロの一歩手前の状態で倒れ込むように布団に入り、
爆睡。
さすがに飲みすぎたなぁ〜。。。という気持ちと、
娘がいるのにこんなバカな飲み方をする自分への自己嫌悪で、
翌朝は反省し、「今日はもう飲むまい！」と決めたのであった。
しかし、午後になると私の足は薬局へと向かって行って・・・
（続く）
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