夫の友達に息子の療育通いを伝えると…【泣いて笑って発達障害~療育を知らない世代の私たち~②」 by ワンタケ

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以上、「夫の友達に療育通いを伝えると…」でした。

 

【今の時代、全然珍しい事じゃないのか!】

 

夫婦共々友達が少なく、そもそも子育ての先輩がいなかった我々の育児の中で「はてさて一体療育とはなんなんでしょうね?」というところからのスタートだったのですが、よくよく聞いてみると結構身近に療育に通う予定、療育中、療育に通っていた子供が多かったことに小さな驚きがありました。

遠く離れた友人や、しばらく会っていない知人とも、今はSNSで繋がっていて現状を知る日常ですが、余程何らかの意志を持って積極的に発信している人でなければ「我が子が療育中である」という事は特に公に出さずにいるものなので、「周りに療育っ子はいないような気がしたが、実は結構いたりするのか」とその頃知る事になりました。

調べてみれば現在「ADHDの子供は10人に1人」だそうで、「なるほど、ADHDだけでも10人に1人ならば、もっと大きい括りの発達障害はそれこそどこにでもいるもんなんだな」となんだか心が軽くなりました。

 

【しかし発達障害が多いからこそ…】

 

しかし、です。
想像以上に発達障害の幼児が多いからこそ「療育の待機児童」も多く、3歳から3年間待機の状態のまま未就学児の療育の期間が終わってしまうケースもあるとか。

親が「療育するなら今だ!」と考える期間に療育が受けられないというのは、何とも歯がゆい現状ですよね…。地域やその子の性質によって最適な児童発達支援事業所が近くにない場合、県を越えて通うケースもあるのだと支援員さんからも伺いました。

「深刻な少子化のこの状況下でも、児童発達支援事業所の数が足りていないのか…」と思う反面、集団行動から得る学びにおいては、オンラインでどうこうなるようなものでもないでしょうし…「人が集う場」を提供するのは本当に大変な事だなぁと思います。療育然り、保育園然り、コロナで一層「オンラインではできない学び」の尊さを噛みしめている今日この頃です。

 

【ムスコにとっては「気持ちの習いごと」】

 

コロナ前の飲みの席でいただいた名言「習いごとのように楽しんで」は、今年の私を支えてくれる素晴らしいひと言でした。あ~、飲みに行っといて良かった!ありがとうございまーす‼

療育は各個人で育む部分が異なりますが、「行動や言葉など個々が苦手な分野を学んで育むものなんだ」と自分の中で位置付けました。「療育」という言葉自体が結構ピンと来ないので、その先輩の何気無いひと言がとても良い気付きとなりました。

ムスコの場合、言葉はだいぶ出てくるようになったのですが、依然として切り替えが苦手なので現在は「気持ちの習いごと」をメインに取り組んでいる感じです。

自分自身「この気持ち、どうしていいんだか分かんねぇな…」という時が39歳になっても多々ある人間なので、その認識や対処法を小さいうちから学ぶことができるのは、とても良い事だと思います。周りも自分も楽ですよね。

…私も「気持ちの習いごと」がしたい…
今のところ、こうやって絵や文章にするとスッキリするので、これが私の「気持ちの習いごと」とも言えますが。

今回の連載ではできるだけスッキリしたお話としてまとめていこうと思っていますので、読んでくれている貴方にもスッキリしてもらえたら幸いです。

 

と、いうわけで次回「初の療育後、ムスコがひと言」では、いよいよ療育に行き始めたムスコの反応のお話です。とても面白い反応だったので、早くお届けしたい気持ちでいっぱいです。

以上、背脂醤油ラーメンか、はたまた魚介煮干しラーメンか…苦渋の決断に顔をしかめているワンタケがお送りしました^^

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◆今までのお話

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