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1週間で悪化する体の痺れ。病院の診断は…【突然難病患者になった話②】 by こなしー

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異常なし

良いことなのだけれど、当時の私にとってこれほどショックな言葉はありませんでした。

だって、現在進行形で身体が痺れているのに、日に日に感覚が鈍くなっていっているのに、何も問題がないわけないじゃないですか。

しかし、お医者さんからは「8枚のレントゲン写真を見る限りはどこにも異常は見当たらない」ときっぱり言われてしまい、このまま診察が終わってしまいそうでした。

 

【リウマチ検査】

 

困っていると、お医者さんは思い出したかのようにリウマチの血液検査の提案をしてきました。

「痺れがあるとのことなので、リウマチという病気が該当するかもしれません。リウマチは遺伝するそうで、親族にもしリウマチ患者がいるのであれば可能性が高いので血液検査をしますよ」とお医者さん。

身内にリウマチを患っている人は思い当たらなかったのですが、私が知らないというだけで、もしかしたらいるかもしれないし、何より血液検査をして貰えばリウマチ以外の異常も見つかるかもしれない!是非血液検査をしてもらいたい!と思った私は

 

 

大嘘をつきました。

血液検査をしてもらうには親族に絶対リウマチ患者がいないといけないんだと思い込んでいたので…。

今思うと変に嘘つかずに、素直に検査してもらいたい旨を伝えれば良かったです(・・;)

 

で、無事血液検査をしてこの日は帰宅し、次週血液検査の結果を聞きに行ったわけですが、

もちろん私はリウマチではありませんでした。

 

しかし予想外だったのが「他の数値にも特に異常はなく、極めて健康状態である」と言われてしまったことです。

 

レントゲンを撮った日から血液検査の結果を聞くまでに1週間経っているのですが、その間も全身の痺れの症状は悪化していました。

この頃は布団を身体に掛けていても、目で確認しないと布団がどこにあるのか分からないくらい全身の感覚が鈍くなっていました。

 

そのため

「今、私の身体は絶対にどこかがおかしいはずなんだ!」

という確信はあったものの、何の異常も無かった8枚のレントゲン写真と、何の異常も無かった血液検査の結果という物的証拠を並べた上で、どこにも異常はありませんと言われてしまうと一気に自信が無くなってしまい、

「もしかしたら全て気のせいで、身体が痺れているように感じるのはただの錯覚なのかもしれない」

などと考え込んでしまいました…。

極め付けに

 

 

と、お医者さん。

いやいやいや、なんだか言ってること全体的にふわっとしてるし、もし寒さが原因でこんなに身体が痺れるんだったら実家(めちゃ寒い長野県の山奥)にいた時要介護になってるはずだし、生理のせいで指先まで全身痺れるとか聞いたことないんですけど???

…などなど、言いたいことは本当に色々あったのですが

 

 

投げ出されてしまいました…。

 

続く

 

~第1話はこちらから~

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