
ある朝突然、感覚の鈍さが首から下に広がって…【突然難病患者になった話①】 by こなしー
初めまして!私はこなしーと言います。
普段はInstagramにてエッセイを書いています。
執筆の機会をいただいたので、私が昨年から患っている病気について少しお話ししたいと思います。
私は昨年、大学卒業間際の時期に突然病を患い体調を崩しました。
医者に告げられた病名は…
この多発性硬化症という病気は治療法が未だ確約されておらず、根治治療ができないために国の指定難病になっています…。
しかも最初に発症してからこの病名が確定するまでに約3ヶ月も掛かりました!
病名が確定するまでの3ヶ月間、どんな薬を使えばいいのかも分からないため、なかなか治療が進められずかなり辛い思いをしました。
病名が確定するまでにどうしてこんなに時間が掛かってしまったのかについて、私の体験を少しお話ししたいと思います。
【ある朝、突然感じた体の違和感】
昨年のある朝起きたところ、下半身の感覚が鈍くなっているような、痺れているような違和感があることに気がつきました。
前日まではなんとも無かったので本当に突然のことでした。
今思えば早く病院に行けば良かったのですが、当時は卒業制作の締切日直前で多忙だったのもあり、そのうち治るだろうと特に気にせず数日放置してしまいました…。
その結果、下半身だけだった感覚の鈍さが上半身まで侵食し、結局鎖骨から下の全身にまで症状が広がってしまいました。
忙しかったので自分の体調の事は二の次三の次でしたが、全身が痺れるというのは人生初の体験だったので流石に怯えました。
私はそれが一番怖かったのです。
自分の身体のためというよりも、なんとか卒業制作を最後まで完成させるために、制作時間となけなしのお金を犠牲にして(学生にとっては病院での診察代もまあまあ痛い…)ついに病院へと赴きました!
しかし、いざ病院に着くと、そこにも立ちはだかる壁があったのです…。
※次ページに続きます。
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