白目が出会ったマタハラ上司…初対面からぶっとんでました【又原さんはマタハラが生きがい!?①】 by 白目みさえ

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みなさんこんにちは。
白目みさえと申します。

今回は私が若手の頃に出会った
「マタハラ上司の又原さん」とのエピソードを紹介したいと思います。

あ、又原さんは仮名です。

 

【プロローグ】

 

カウンセラーの資格には「臨床心理士」と「公認心理師」があります。

「公認心理師」は心理職の資格では初の国家資格で、2018年に第一回目の試験が行われました。
それまでのカウンセラーとしてメジャーな資格は「臨床心理士」という資格で
民間資格ではありましたが、大学院を修了していないと受験すらできません。
大学院において心理の専門的な知識と経験を積んで初めて受験資格が与えられます。

でもこの試験を突破したからといって、即座に心理士として一人前になれるのかと言われると
ぜんっぜんそんなことはありません。

資格を持っていたって、所詮机上の勉強と大学院の実習をちょこちょこっとやった程度ですから。
ベテラン心理士ならともかく、若手の心理士をいきなり正社員で雇ってくれるところもほとんどありませんし…
というか雇われたところで右も左もわからずにオロオロするだけだったと思いますが。

…となると大学院修了後の試験に合格したばかりの若手は
非常勤であちこちを掛け持ちすることになります。
(正社員で勤める人もいますけどね!)

 

 

今回のように
「産休中の誰かの代わりに期間限定で」とか
「カウンセリングの予約入った時だけ来てね」という塾講師方式とか
「非常勤で週一回だけよろしくね」とか

そんな風に不定期であちこちで働いていた私は、
ある時期ふと気がつくと1週間に8箇所で働いていたこともありました。
(半日勤務、夜勤含む)

病院に勤めているだけでは得られない知識が学校にあり
学校にいるだけでは得られない知識が福祉施設にあり…。

若手心理士はあちこちで経験を積んでいきながら
心理士として成長していくのです…。

 

まあ単純に雇う側も「ベテランが欲しい」と思っているので
ええところで働こうと思ったら経験重ねるしかないんですけどね。

 

 

というわけで今回は福祉施設において心理士産休の間の交代要因として
期間限定で勤務してくれる心理士を募集していたので
応募してやってきたというわけです。

この時点では医療領域(病院とか)と産業領域(就労支援とか)で勤務していたのですが
成人ばかりが対象だったので福祉施設(児童相談所や養護施設など)で勤務できるのは
とてもうれしかったです。

たとえ期間限定でも、週数回の勤務でも。

ぜひ働きたいと志願して訪れたのですが…。

 

 

※次ページに続きます。

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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