流産の可能性を伝えられた母に祖母がかけた言葉【三姉妹の中で私だけ生命保険にかけられていた話⑦】 by はなうさ
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【そんな祖母が母にかけた言葉】
「ママは美味しいもの食べて、美しいものを沢山見て。そしてゆっくり休む。それが全部、お腹の赤ちゃんの栄養になるから。」
そう言って祖母は何から何までしてくれたそうです。
ママっ子だった姉は母が側にいないとすぐ泣いて探したそうですが、祖母はずっとニコニコしながら抱っこしておんぶしてあやしたり寝かせたり。
もともと雰囲気や顔も似ていた祖母と母だったからか、はたまた祖母の深い愛のなせる技なのか、数日で姉はすっかりばぁばっ子に変貌。
お陰で母はゆっくりでき、悪阻も落ち着いた頃祖母は帰ったそうです。
その後も父が得意の料理を振舞ったり、たまに祖母が顔を出してくれたそうなので趣味のお裁縫や絵を描いては心穏やかにマタニティライフを過ごせた母。
その甲斐あってか、お腹の中の私はすくすく育ちその後の健診ではほぼ平均値。
そして何事もなかったかのように、まぁまぁ大きな身体でこの世に産まれてきました私。
産まれたての頃は顔の長さも今より平均的だったはずですが、つい長く描いてしまいました。
しかし出産まもなくして母は驚いたことがありました。（顔の長さじゃないよ）
次回最終回に続きます！！
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