家族でいられたのは「ほんの一瞬」 今私が一緒に暮らしているのは…~バラバラじゃないのはほんの一瞬~【バラバラになった家族㉚~最終話~】 by ワンタケ

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以上「バラバラじゃないのはほんの一瞬」でした。

 

 

【家族とは一瞬の瞬き】

 

子どもは生まれてしばらくしたら「なんか知らんけどこの家の家族なのか…」と気付き、親もまた「これからこの子が家族になるのか…」と改めて再認識する事になるでしょう。

親子って、不思議とどちらにも選択権が全然無いもんだなぁと思います。

 

「相手は選べないけれど一緒に暮らす」と改めて書いてみると、なんともリスキーな事に感じますが、もしその中で一瞬でも心にしまっておきたい幸せな思い出があれば、「そのためだけに家族があった」と思って良いのかもしれません。

この話を連載している最中にチラホラと「ウチもそうだった」「ウチも大変だった」というメッセージを頂き、それもまた「このために我が家族があった」とも思えました。

 

昔とは違ってインターネットがある時代なので、親から愛や教育の全てを貰う必要は無いとも思います。

価値観が合う人と繋がり自分を大切にできるのなら、無理に家族の中に全てを求めない方が個々が幸せになるのではないかなぁと父を見て思います。

父の安らかな幸せの中に私は長居することができなかったけれど、お互いに幸せを分かち合った過去は消えない。
幸せも消えないし、傷も癒えない。それで良いと思えるようになってきました。

 

【過ぎ去れば一瞬、その一瞬が地獄でもある】

 

しかし「過ぎ去れば良き思い出」とは言いますが、過ぎ去るまでは地獄でもあります。
特に育児ではそれをよく思い知りました。

経験者に「過ぎ去れば一瞬よ~♪」と言われるのは、本当にキツイものがあります。
「戦争や災害は必ず終わるから~♪」と安全な場所から言われているような気持ち。

「その一瞬」が乗り越えられない時もある。

そういう時は自分がなるべく傷付かない方法で、黒い荷物をそっと降ろせる方法を見つけ出せたらと良いと思います。

 

私の場合はこのように書いているうちに、気持ちや状況が整理されて過去の事となり自分から離れて行くので、この方法が合っているんだと感じています。

という訳で、「バラバラになった家族」はこれにて終了です。

 

最終回にあたり今回の連載のあとがき&裏話をインスタにて書いたので、こちらもご覧いただけますと幸いです。

 

書いてみたら、自分が思っていた以上に父を好きだった事が分かりました。
母の事をもっと大切にしようとも思えるようになりました。妹に!!会いたい!!!

 

次回からは「ママのジェンダーふわっとしてるよ」を始めたいと思います。
今回両親の事を書いて「だから私はこの両親の元に生まれてきたのかもしれない!」と思い当たった事がきっかけです。

以上、昨日食べたラーメンの具ひとつひとつを丁寧に思い出しているワンタケがお送りしました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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