トマト嫌いな次男。しかし母の攻め方次第で食べられる日は近い!? by トマコ

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トマトソースが大好きなコン吉は、生のトマトが苦手。

しかし、見た目にはおいしく見えるようで・・・

母の攻め方次第で、多分食べられる日は近い。

■美味しいミニトマトが増えている

昔のトマトは熟してから収穫すると、八百屋さんの店頭に並ぶ頃にはみんなグシャグシャに柔らかくなってしまいます。なので青いうちに収穫して売られていました。熟す前に収穫しているので、当然美味しくありません。

そうした理由で昭和60年代に、熟してから収穫しても柔らかくなりにくい 「桃太郎」という品種が登場し、あっと言う間に主流品種になりました。

大玉トマトはこの桃太郎と麗容、麗夏ばかりになってしまいましたが、その分、ミニトマト、ミディトマトの品種は豊富。甘みの強いもの、酸味の強いもの、甘さと酸味のバランスのよいものなど自分に合ったトマトを選びましょう。

■美味しいトマトを選ぶには!

大玉トマトは完熟を選びましょう。
持ちがよいからとかためのトマトを選ぶ人も多いですが、大玉トマトは全体が真っ赤でよく熟れているものを選びましょう。まとめ買いしないで、その日食べる分だけ買うのもポイント。

・小ぶりのものは甘い、大きなものはジューシー。甘みが強いのは小ぶりのトマト、酸味と甘みのバランスがとれたジューシーなのは大きなトマト(2L・3Lクラス)。お好みで選びましょう。

・6月~9月に出回るトマトが美味しい。この時期は 露地物の旬。それ以外の時期に出回っているハウス物に比べて味の濃さが違います。

■トマトのお薦め品種

優糖星(ゆうとうせい=和歌山県みなべ地方)

とっても甘いミニトマト。お弁当に入れるミニトマトに最適。旬は2月上旬~5月下旬。人気があるのでいずれは周年栽培されて一年中出回ることになりそうです。

小春ちゃん

甘くてジューシー。お薦めのミニトマト。お弁当に入れるミニトマトに最適。旬は4月上旬~6月中旬。

NANA

とっても甘いけど、けっこう高価なミニトマト。まだあまり出回っていないけど、見かけたら買った方がいい。旬は3月上旬~5月下旬

アメーラ(静岡県大井川地方)

ちょっと高いけどその価値がある「アメーラ」。養液栽培って言ってやしがら培地で育てた甘いトマト。いわゆるフルーツトマトでは一番人気。皮が柔らかい。旬は2月中旬~5月下旬。

■トマトの保存方法

青いトマトは常温保存、赤いトマトは冷蔵庫へ
その日に食べる分だけ、真っ赤に熟したものを選んで買ってほしいトマト。とはいえ、大量にもらったりすることもあるはず。そんなときは、まだ青みが残っているものは常温で保存し、すでに真っ赤なものは冷蔵庫で保存しましょう。

■トマトの栄養

「トマトが赤くなると医者が青くなる」
ヨーロッパのことわざに「トマトが赤くなると医者が青くなる」というのがありますよね。トマトには、抗酸化作用の強いβカロテン、ビタミンC、Eを含み、これらは動脈硬化やガン予防に働きます。そして、トマトのビタミンCは加熱しても汁ごと食べればほとんどうしなわれません。また、赤い色素のリコペンはβカロテン、ビタミンEより更に強力な抗酸化作用があるといわれています。酸味はクエン酸やリンゴ酸だから、胃液の分泌を促進し、疲労回復にも効果があるといわれています。

■トマトのトリビア

ヘタにひび割れがある大玉トマトは安くて美味しい

ヘタの周辺にひび割れがあるものは、収穫末期に採れたもの。見た目が悪く値段が安いことがありますが、美味しいので積極的に選びましょう。

美味しいトマトは水に沈む

トマトを水に浮かべてみましょう。プカプカ浮かんでしまうトマトは、中が空洞化している、美味しくないトマト。八百屋の間では、こんなトマトを「ピーマントマト」って呼んでいます。沈むトマトはゼリー質が多い証拠。美味しいトマトです。

破裂しているトマトは水を吸いすぎている

パックで買うミニトマトなどで、裂果といって皮が裂けてしまっている状態のものが入っていたら、そのパックは買わない方がいい。収穫前に余分な水分を吸いすぎていると裂果がおきます。そうなるともう美味しくありません。

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