惨めな思いをした写真館の一件から半年後、ついに…【ワンオペ育児より地獄⑧~最終話~】 by カコマツ
ページ: 1 2
◆前回のお話
息子の写真撮影時、我関せずとゲームをする旦那にカメラマンさんが…【ワンオペ育児より地獄⑦】
【聞こえてきた女性スタッフのヒソヒソ話】
可愛い息子の初めての誕生日。
本来は幸せいっぱいで楽しいはず……。
楽しく記念撮影したかったのに、旦那が写真館全体の空気をぶちこわした。
こんな人間と一緒にいたら、外出先でも不愉快なことをされ、他人様にも迷惑をかけ、息子にも嫌な思いをさせることがよくわかりました。
心身ともに疲弊していると、
女性スタッフのヒソヒソ話す声が耳に入ってきました。
彼女たちは心底呆れた声と表情で、悪口を言っていました。
悪口の相手は察しがついています。
他の家族は和気あいあいと撮影していたので、旦那のことを言っているとすぐにわかりました。
彼女たちが軽蔑の目で見る、目線の先には……
先ほどカメラマンに叱られ、その後の撮影で息子がぐずり、私が大変そうにしている時も性懲りも無くスマホゲームをやっていた旦那を見て、どっと疲れが増しました。
〝あー この人は、一応、私の旦那だったんだ。〟
普通は、店員さんに夫の悪口を聞こえるように言われたら腹が立つのでしょうけど、この件に関しては、事実過ぎて逆に申し訳ない気持ちになりました。
こんな奴が、戸籍上は私の夫。
世間は〝妻は夫の同士〟と見る。
そんなのはごめんだ……。
悲しいやら、情けないやらで、楽しく撮影する他の家族を眺めては惨めな気持ちになりました。
そして、女性スタッフ達の悪口の圧が心に重くのしかかる……。
※次ページに続きます。
ページ:
1 2
★フォローしてカコマツさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。