お花畑妊婦から一転!ただ1人、部屋で泣く毎日?!【妊娠中長いマタニティブルーで苦しんだ話①】 by 弓家キョウコ
こんにちは!
今回からすくパラさんで連載させていただくことになりました弓家(ゆげ)キョウコです。
料理人の夫と、1歳7ヶ月の息子と猫2匹と、
常時メンバーが変わる保護猫4~5匹と暮らしています。
インスタグラムでそんな日々を漫画にしたりしております。
さて、ここでは私の『妊娠中超マタニティブルーになった話』を描いていこうと思っております。
全4回、どうぞお付き合いくださいませ!
【お花畑妊婦の誕生】
それは2017年3月、妊娠したばかりの頃、私の脳内はお花畑でした。
妊婦さんになったんだ!
おなかのなかに私と大好きな夫の赤ちゃんがいるんだ!
ということがただただうれしく、毎日浮かれていました。
妊婦としての日々、幸せに大切に過ごそう!
おなかの中の赤ちゃんのために、豊かな日々を刻んでいこう!
…と、それはそれは本当に超絶お花畑妊婦さんでした。
【ところが…】
妊娠3ヶ月を迎えたあたりから、
吐きづわり&においづわりに苦しむことになりました。
思えばこれが私の初めてのしくじりだったのかもしれません…
私は『余計に不安になりたくないな…』という理由で、世間の妊婦さんのつわり体験談をほとんどシャットアウトしてきたのです。
妊婦さん御用達の雑誌のつわり体験談は飛ばして読んだり、
ネットでのつわりに関する検索を避けたりしていました。
つらかったにおいはたくさんありましたが、中でもこちらが特につらかった…
お米の炊けるにおいやおだしのにおいがつらく、台所に行くのが本当につらかったです…
それからシャンプーもだめになってしまい、
せっかくお風呂でリラックスできると思ったのに…と悲しくなりました。
加えて夫のにおい…
夫は飲食店勤務なので、帰宅時に様々な食べ物のにおいが身体に染み込んでいました。
夫のにおいが気持ち悪いなんて、
一生懸命働いてくれてる夫に申し訳なくて、とても落ち込みました。
【1人、部屋で…】
家事ができないのでとりあえず横になるも、
今度は口の中の唾液が気持ち悪くて仕方ありませんでした。
妊婦中に読もうと思っていた本も手に取る気も起きず、
リストアップしていた映画も観る気になれません。
ただ横になって呼吸をするだけでした。
その内になぜだか涙が出てきました。
いつ終わるのかわからないつわりへの不安だったり、
初めての予測がつかない体調不良だったり、
主婦なのに何もできない自分へのふがいなさだったり
夫への申し訳ない気持ちだったり、
もう色んなものがごちゃまぜになって涙として溢れてきました。
夫は仕事でいません。
おなかに命を抱えた1人の部屋でただただ泣きました。
その行為ですら、赤ちゃんのために良くないことをしてるような気がして、
赤ちゃんにも申し訳なくなりました。
そしてまた泣きました。
【母への電話】
誰かに話を聞いてほしくてたまらなくなった私は、
母に電話をしていました。
そして母に言われたのは、さらに心を追い詰める衝撃の一言でした…
次回に続きます!
読んでくださってありがとうございました!
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