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仕事をしない!不公平?不満がつのった出来事【PTA役員になっちゃった私⑦】 by 林山キネマ

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こんにちは!幼稚園で役員になっちゃったときのことを書いてます。

から園の役員の活動費を集めるため行事「夕涼み会」の支度が始まりました。季節は七夕のころです。

 

【いよいよ忙しくなってきた頃に…】

腰を痛めていた会長の容体が…

お子さんの送迎どころか、家事も不可能なほど動けなくなってしまい、私とマヌカンさんの2人で会長の仕事をすることになりました。

会長は司令塔のような役割で、企画で決まったものを役員に振り分け、進行を具合を確認するのです。

自分に振り分けられた仕事をやりつつ、ほかの役員の仕事の進行具合を確認することになりました。

 

マヌカンさんの担当の人がどんどん私の所に来るのです!

 

【自信満々でも、仕事やれてないじゃん!】

私はこの時、不公平を感じて許しがたい気分になりました。ですが、私に確認や助けを求めてきた役員さんたちは何も悪くありません。むしろ、自分と同じ困っている立場なのです。

申し訳なさそうに頼みに来たのに気が付くと、そこは怒っている場合じゃなく…むしろちゃんと相談しに来てくれたことをよかったと思わなくてはいけません。

 

【ボランティアは自発的にやるもの】

前回も書きましたが、PTAはボランティアの集まりです。雇用しているわけではないし、自発的にやらないからと命令したり叱りつけたりすることはできません。

肉体的に無理なときもあるし、時間の都合がつかないときもある。きっと、精神的にやれない時もあるのでしょう。

考えを切り替え、とりあえず目の前のやれることに優先順位をつけて、みんなでどんどん片付けていこうということになりました(だってやらないと終わらないから)。

 

「それにしても、本来これをやるはずのマヌカンさん…どこに行っちゃったのだろう?」

お茶を飲む時間も惜しんでみんなやってるのに。

 

 

【まさかの「見学」宣言!?】

マヌカンさん…冷えたジュースが飲みたくなり1人で抜け出して買いに行ってました!

この時はとても人手が足りなくて、たまたま居合わせた役員の中学生のお子さんも手伝ってくれていたくらいなのに…その場にいたみんな絶句してしまいました。

 

【忍耐を鍛えるのは無駄か?本当に無駄なのは?】

私は耐えました。このあとも何度も似たことがあり、忍耐が鍛えられました。

それは無駄?必要?どちらだったかというと…必要なことだったと思います。

もしこちらが真剣に怒って、相手の良くないところをその場で挙げ連ねてしまったら…言った瞬間の気持ちはスッキリするかもしれません。しかしトラブルは避けられないでしょう。

役員をやるうえで本当に無駄なのは、トラブルによって役員の仕事がうまくいかなくなることだと知りました。

 

【そうはいってもなかなか納得いかない時もあります】

そんな時どうしたかというと、私は園長先生に相談しました。

園長は「世の中にはいろいろな考えの人がいる。変えられるものではない。合う合わないもある。同じ土俵に立ったらダメだ、と思いなさい。」と私を諭してくれました。

この時の私は30代前半でした。まだ今より若くて「正しければ相手をやっつけられる」と信じていたので、目からうろこが落ちる思いでした。

 

今回はマヌカンさんの納得いかなかった行動を書いてしまいましたが…

次回はマヌカンさんのいいところも書きます。

 

☆次回に続きます

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お腹のなかの記憶シリーズ

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作者:林山キネマさん

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