コロナ禍で1人きりの出産。息子と一緒に産まれたものは…【40歳初産 痛みと戦った先に。。。③】 by たろ

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マンガ

   

 

入院してから何度も触診されているので、それがどのようなものかわかっていました。

しかしながら、陣痛中は初めて。

とんでもなく痛い!!

 

陣痛がきている時に子宮口が開くのでそのタイミングが触診に一番良いとは言われていましたが、陣痛で痛いのか触診で痛いのか、もうぐちゃぐちゃで訳がわからなく痛い!!

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痛みには強い方だと思っていましたが、気のせいだったようです。

しばらく気を失っていたような気がします…

そんな中でハッキリと聞こえた「分娩の用意してきます」

嬉しかったです。嬉しかったですっ!

 

【コロナ禍の出産】

この時点での子宮口の開きは9cm。

陣痛のたびにイキみたい感じが強くなってきて、分娩へ向かってラストスパートです!

助産師さんが一緒になって呼吸を整えてくれ、励ましてくれていましたが、分娩の準備もあるので付きっきりでいられるわけではありません。

ひとりになっている間、自分で処理しきれない痛みとイキみたいけれどイキんではいけないというぐちゃぐちゃの状態が続き、何度もナースコールで助産師さんを呼んでしまい…

そして、何度目かのナースコールの時ー

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コロナ禍での1人きりの入院。

助産師さんだけが心の拠り所でしたが、この瞬間から崇拝に近い感情に。

マスクで表情は見えなかったけれど、この瞬間の頼もしい眼差しを一生忘れません。

助産師さんの言葉に勇気付けられ、分娩室に入るまで1人で頑張る力が湧きました。

 

【息子ぼん 誕生】

そして、7時すぎ。

入院から15時間!

前駆陣痛から30時間!

分娩室へ移動してから約15分後、

7時31分、とうとうその瞬間がやってきました!!

マスク

やっと会えた壊れそうなほど細く小さな赤ちゃんを胸に抱いて、溢れてくる愛おしさと喜びのあまり、それまでの痛みなんて一瞬で忘れました。

 

なのに、最初の言葉が

「頭…ながっっ」

もう少し違う言葉を言いたかったな、、、

 

最初に発した一言をちょっぴり後悔しながらも、その後の処置の間はすごく冷静で、助産師さん達やお医者さんの間で交わされている専門用語を「難しいな〜」なんて呑気に聞いていました。

そんな時、数々の専門用語の中でひとつだけハッキリ理解できた言葉がー

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みなさん、ウ○チの処理をさせてしまって申し訳ないです、、、

ぼん、ごめんね。ウ○チと一緒に産んじゃったよ。。。

産まれてきてくれて、ありがと〜〜〜〜〜〜っ!!!

 

次回、その後の顛末へ

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