療育で息子の初めての喧嘩報告【泣いて笑って発達障害~療育を知らない世代の私たち~④】 by ワンタケ
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以上、「喧嘩してお互いに手が出て…」でした。
【ムスコの気持ちは?】
絵本を取り合って最終的に取っ組み合いになったというムスコとお友達。そしてみんなの前で、きちんと謝れたのはお友達だけだったとのこと…。
「本当は謝りたいけれど、みんなの前では恥ずかしい…」というムスコの気持ち、私はちょっと分かる気がしました。大人でも、夫婦喧嘩してすぐ謝りあうとか結構難しくないですか?
大人にも少し冷却期間が必要な「ゴメンナサイ」。
子どもであれば尚の事、加えてムスコは気持ちの切り替えの猛特訓中。まだまだ自分の気持ちをどうコントロールして良いのか分からない毎日を送っている真っ最中です。
そんな中、やっと自分の気持ちの整理がついたムスコは、周りが見ていない時を見計らってお友達にこっそりと謝ることができました。
そして見られていないつもりでも、指導員さんにしっかりと見られているムスコ…笑
【見てくれているなぁ~】
指導員さんは「ムスコ君がちゃんと謝るのを見逃しませんでしたよぉ~♪」と、とても嬉しそうに話してくれました。
親としてもそういう裏の部分をすくい上げてくれるのは、とても嬉しく有難い事でした。
いくらしっかり見ようと思っても、幼稚園や保育園では先生1人に対して子どもが10人以上いたりするのでそれどころではありません。どんなに優秀な先生でも目は2つ。「行動を見る」の前に「全体のお世話をしながら安全を確保する」ことでいっぱいいっぱいだと思います。
家庭で母親と1対1であっても目が追い付かないのですから「行動を見る」機関である療育は、「家とも園とも違った我が子の側面が見えてくるなぁ…」と改めて思った出来事でした。
ちなみにムスコが通っている療育では、あえて「喧嘩を止めずに成り行きを見て、その後の気持ちの処理を促す」ような方針だと思われます。
「保育園じゃないから、ダメなところをいっぱい見せていいのよ!それが療育なんだから!」と言ってくださったこともありました。
【謝ることと許すこと】
これを書きながら「自分の幼少期」を思い返してみると、ムスコくらいの頃の私は幼馴染と喧嘩をし、次の日すぐに謝りあって何事もなかったように遊ぶといった毎日を送っていました。
想像するに、女の子の世界と違って男の子の世界は謝ることが難しく、許す事は簡単なんじゃないかなぁと思います。
女の子の世界は謝ることは簡単ですが、謝ろうが何をしようが「相手の事を好きじゃなくなっちゃう」と、それだけで自分の世界から相手の存在自体が勝手にログアウトしてしまうようなイメージがあります。
なんか女子について分かったような事を書いてしまいましたが、少し前に出てきた小学1年の頃の私の通信簿には「ワンタケちゃんはさっぱりした性格なので、男の子とばかり遊んでいます」と書いてあったので、女子たる女子の気持ちは多分一生分からないまま死んでいくんだと思います。それでも母‼
と、いうわけで次回「療育と父親の距離」では、夫の療育への関わり方や、それに対する指導員さんの反応、そして指導員さんの意外な男女比などを書いていきたいと思います。
以上、この記事が更新される頃には、ネット注文した蟹が家に届いているんじゃないかと思ってニヤニヤしているワンタケがお送りしました^^
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