グレーな気持ちになる理由。息子が産まれてからずっと苦しんでいたこと【泣いて笑って発達障害～療育を知らない世代の私たち～⑬】 by ワンタケ
以上「グレーな気持ちになる理由」でした。
【普通が分からない】
ムスコが産まれてから4歳になるまで、私がずっと苦しんでいたのは「普通が分からない」という事でした。
身近に年の近い子や兄弟がいれば明確だったのかもしれませんが、
どこまでが「普通の育児の大変さ」で、どこまでが「発達障害グレーの大変さ」なのかがさっぱり分からない。
ただただ私の目の前にはたった一人の、扱いづらく、大好きな、かわいいムスコがいるだけで、何が違って何がこんなに苦しいのかが分かりませんでした。
【グレーだからこそグレーの気持ち】
ムスコは人が好きな性格なので、保育園を楽しんでいる一方で、やはり指示が通りにくく、集団行動を乱すこともしばしばあります。
「幼児なんだからそんなもんじゃないの？」と周りも私も思う時があるし、また逆に「なんで1人だけそんな感じなの？」と思う事もよくあります。
まさに白でも黒でもなくグレーであり、もし1人の医師に「白だよ！」と言われてしまったとしたら、「じゃあこの先どうして行けばいいのだろうか？」という不安でいっぱいです。
「黒」と言われるよりも「白」と言われて助けてもらえなくなることに怯えている心境は、もしかしたら少し特殊なケースなのかもしれません。
そんなグレーな気持ちを持って育児をしている私の元に、中学時代からの友人がやってきた時に衝撃を受けました。友人の子もまた発達障害グレーだったのですが、考え方がまるで違うためにいろいろと考えさせられる一件となりました。
そんな訳で、次回「普通じゃない？友人の子育て観」に続きます。
以上、静岡のおみやげ「こっこ」の福袋的なセットを頼んだので、届くのを心待ちにしているワンタケがお送りしました。届いたら冷やして食べるんだ…＾＾
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