名前が言えない おむつも取れていない、発達に遅れがある娘の入園試験の結果は…【長女ななの発達の話㉚】by まめすけ
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プレに通っていた幼稚園には、
事前に発達の遅れのことは相談済みで、
そのうえで入園試験を受けることになっていました。
ななは、場所によって大泣きすることがあったため、
心の準備が出来るように
予定は何日も前から繰り返し説明することを心掛けていました。
名前を呼ばれたら返事をします、のような言葉は
まだ理解出来なかった頃でしたので、
「教室に入ったら、先生にこんにちはと言います」と
数日前から説明していました。
試験の日は、名前を尋ねられてもやはり言うことは出来ませんでしたが
名前を呼ばれたら手を挙げることは出来ました。
これも、1ヶ月ほど前に急に喋りだすようになってから
再び出来るようになったことでした。(1歳直前頃は出来ていました)
面接は、ななの場合はこの手を挙げる動作のお返事のみで合格をいただいたのでした。
順番が前のお子さんは、
好きな食べ物や遊びのことを質問されているのが聞こえていたので
事前に発達の相談をしていたことで配慮してくださり、
ななには詳しい質問は無かったのかもしれません。
発達に遅れがあること、おむつも取れていないことを申し出ましたが
おむつ持参の登園可能な幼稚園で、
名前を呼ばれて反応が出来ていること、
プレの様子で、泣くことがあり、発語もあまり無いものの、
他のお子さんと一緒に遊べている様子などを既に見てくださっていたので、
「この子は大丈夫だと思います」と言ってくださいました。
発達に遅れがあることで、生活の中で他のお子さんより時間がかかり、
ご迷惑をおかけすることがないか、
また、なな自身も、お友達についていけないことで辛くなることはないのか、
幼稚園の先生方をはじめ、保健師さん、自治体の相談員さんに何度も相談し、
夫と一緒に悩み、たくさん考えながら、
入園許可をいただいた事実に感謝し、一般の幼稚園にお世話になることになりました。
但し、入園後にやはりついていけなかったり、なな自身が辛くなるようなことがあれば、
療育園に転園出来るよう、引き続き相談しながら様子を見ることになりました。
自宅から通える範囲の幼稚園は複数あり、
一番近いところのプレに通っていたのですが
プレ申し込み当時は、発達のことも、入園基準のことも、
詳しい部分は調べることが出来ておらず、
他の幼稚園はおむつ持参不可(取れてからの登園)、
発達の遅れは加配(先生を増員すること)が必要など
当時のななの状態は、他の幼稚園には入園できなかったかもしれないことは、
入園後に初めて知りました。
この時期からななの発達が早く進んでいったことも大きいですが、
ななが通った幼稚園の方針が、とてもななに合っており、
ななは3年間とても楽しく通うことが出来ました。
保健師さんからは、地域のなかでも礼儀に厳しい幼稚園と説明を受けましたが、
予定変更に戸惑いがちで、自分から行動することが難しいななには、
毎日同じことを同じ時間にきっちりやることに従うことが
かえって楽だったらしく、次にやることがわかることで、安心できるようでした。
たまたま一番近い幼稚園の相性が良かったこと、
先生方も発達にとても寛容で受け入れてくださったこと、
幸運が重なったのだと思います。
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