体罰を受け常に父の顔色を伺っていた幼少期。今もなお強烈に覚えている記憶は…【大人は覚えておけない②】 by 渡部アキ

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私が体罰を受けていたのは幼児から小学生くらいまでで、6〜7年間くらいでしょうか。

頻度は、数日に1度くらいから1ヶ月に1度くらいでした。

 

その長期間の出来事を覚えていないというのは嘘に違いないと思い、

完全否定されたことに驚きを隠せず、「なぜ?」と言及しようとしましたが、

「もしかして覚えているが、父なりに反省してもう忘れたい出来事になっているのかもしれない」と私は考えました。

 

そのため事実自体を無かったことにして誤魔化しているのだろう…と考えました。

 

 

私の一番昔の強い記憶は「常に父親の顔色をうかがい、つまらないことにもご機嫌をとっていた」というものです。

 

父は車や家電などの新機種を購入することが好きで、買ったら毎回、自慢をしたがっていました。

新しいものを手に入れることが好きだったのだと思います。

このカメラに関してはよく覚えていて、今でこそ娘を撮るためにカメラに多少興味はありますが、子ども時代の私にとってカメラの何が良いのか全く分からず、ただ覗いて景色が見えて何が楽しいのか…と、喜んでいるフリを続けることがとても苦痛だったことを覚えています。

 

その他、新車を購入した時には「乗せてやる」と言ってドライブに連れて行ってくれるのです。

私は母や妹がいない状態で車という逃げ場のない閉所に父と二人きりになるのがとても怖かったためこれも苦痛でした。いつ急に怒りだして殴られるか分からなかったからです。

そのため車の中でも、内装を自慢げに説明する父に対して「子どもらしくしなきゃ」と、はしゃいでいるフリをしていました。

 

一方、現在4歳になった娘は、興味のないことには見向きしませんし、つまらないことには「つまんなーい」と素直に言います。

悪いことをして叱られて、拗ねてこちらのご機嫌を伺うような瞬間はあるにしろ、「常にご機嫌を伺っている」様子はありません。

 

そんな娘と照らし合わせて考えると、子どもへの頻繁な体罰が精神的に与える影響は大きいものだということを改めて考えさせられるのでした。

 

次回はどんな体罰があったのかを具体的に書いてみます。

そして私の考える「3歳児神話」とは…。

 

続きます

~第1話はこちらから~

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