
◆今までのお話はこちらから
※血の表現があります。苦手な方はご注意ください。
(前回までのあらすじ)
耳そうじで傷つけてしまった息子の耳の中を内視鏡で見ると、べっとりとついた血の塊が…

この塊を取らない限り、どこが傷ついて出血しているかが分からないそう…
耳の中に薬を入れる耳浴を行うも…


耳浴を朝晩と行い続けて1週間。運命の耳の中を診てもらう日…
果たして息子の耳の中は…
医者「あーここでしたね。鼓膜のちょっと手前。少し傷がついているのがわかりますか?」

耳の中を見てみると、鼓膜の少し手前の部分に小さな傷があり、そこから出血していたようでした。

安堵の気持ちと共に、改めて息子への申し訳なさでいっぱいになりました。
今回、傷ついたのが運よく鼓膜の手前でよかったけれど…
もしも鼓膜を破ってしまっていたら?
さらにその奥へ行ってしまっていたら?

もう少しで息子の人生が大きく変わるところだった…私は改めて息子を抱きしめました。
そして…
※次ページに続きます。
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