1歳の娘が即入院!昼間は大丈夫だったのに夜になっても熱が下がらず… by 丸本チンタ

   

「子供の病気で夫婦の意見が対立!正しいのはどっち・・・!?」しくじり育児

“しくじり育児”というテーマで記事を書いてもらえませんか?そう聞いて僕が一番最初に頭に浮かんだ話を今回書きます。

 

あれは娘がまだ1歳のときのこと。今娘が7歳なので、もう6年も前の話になります。
娘が1歳になるまでは、育休で会社を休んでいる奥さんと漫画を描いている僕が家にいるので、常に2オペで育児に取り組んでいました。

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保育園の預け始めは病気ばかりで・・・

僕が過去の育児を振り返って一番しんどかったと思うのは、奥さんが職場復帰をして1歳になったばかりの娘を保育園に預け始めた頃です。

娘は保育園へ行くたびに何かしらの病気をもらって帰って来ました。
保育園から娘が発熱したと連絡があるたびに迎えに行き、病院に連れて行く。病気の娘を抱いてスーパーへ行く。そして娘の世話をしながら漫画を描く。それまで娘は病気という病気をほとんどせず、常に大人2人で見ていたので、生活が一変したわけです。

発熱などはしょっちゅうで、結膜炎、ロタ(その当時予防接種はなかった)、そしてロタの治癒証明書をもらいに病院に行ったときに水疱瘡が発覚など、本当に途切れなくでした。

その当時の僕は―――――

ちょうど漫画の仕事が途絶えていた時期だったので、別の出版社へのアプローチのための漫画を制作していました。

昼間は娘がいて思うように漫画が描けず睡眠時間を削って制作していたので連日疲労困憊でした。いつまでこういう生活が続くんだろうと先が見えませんでした。娘からうつった結膜炎が重症化し、白眼部分(結膜炎により真っ赤だが)がブヨブヨのゼリー状になったりもしました。
結膜炎が治った後も眼球に傷が残り、長期にわたって目がぼやけるという後遺症が残ってしまい(眼球についた傷のせいなので、眼鏡などかけてもぼやけは緩和しない。現在は完治。)、その後しばらく活動に影響を及ぼしました。

 

「あの時期、本当にしんどかったね」

 

と僕はその当時ことを振り返るんですが、奥さんの方はその時期のことはさほど記憶に残っていないと言います。

奥さんとしては1年ぶりに職場復帰をし、仕事を必死でこなしていた時期だったので無理もありません。やはり、外で働いている人と家にいる人とでは、育児に対する温度差が出てしまうのは仕方がないことだと僕は思います。それは男女の性別が変わっても同じです。

僕はフリーのイラストレーターとして活動をはじめ、幸い継続してやらせてもらえる仕事をいくつかいただくことができました。目の件で作画のスピードが落ちていたのと、日中なかなか集中して描けない日が続いた中、せっかくもらった仕事をぬかりなくこなそうと僕も必死でした。

 
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娘がまた発熱して・・・

そんなある日のこと、保育園から娘が発熱したとの連絡がありました。
初めて娘が発熱したときは慌てふためいたものですが、保育園へ預け始めてからは少しの発熱ぐらいでは動じなくなり、またか・・・ぐらいの感じで娘を迎えに行きました。病院で受診したあと、薬を飲ませて寝かせた娘の様子を見ながら漫画を描きました。

夜になり帰宅した奥さんが、熱の下がっていない娘を心配して病院へ連れて行った方がよいのではと言い出し、そこで夫婦の意見が対立することになります。(熱を下げる座薬を使ったかははっきり記憶していませんが、おそらくどこかの段階で使っていたと思います。)

病院へ連れて行くと言っても、昼間に僕が行ったのと同じ病院です。
僕としては、数時間前にお医者さんに診てもらって「だいじょうぶ」と言われて薬ももらっていたので、一晩たてばよくなるだろうと考えていました。

その病院は24時間診察をしてくれる病院で、過去に何度か深夜に高熱の娘を連れて行ったこともありました。でもそのたびに「何かあったらまた明日来て」と薬を処方されるだけでした。
ですので、もう一度連れて行っても無駄だと思いました。

「昼間にちゃんとお医者さんに診てもらったし、お薬ももらったし、今から病院へ行く必要はないと思うよ。晩ごはん食べよう」と僕が言ったところ・・・

救急病院に連れて行くかどうかで言い合いに――――

軽い言い合いの後、奥さんが一人で娘を病院へ連れて行くことになりました。僕は本当に翌日が締め切りの漫画を描いていたので時間はなかったのですが、それから机に向かっても気になって集中ができず、しばらく後に奥さんと娘を追いかけて病院へ向かいました。

娘の症状は見た目より重かったのです・・・。

僕は親失格だと自分を責めながら家に帰りました。疲れていたということもあって激しく落ち込みました。

娘がそれから回復して元気になったからよかったようなものの、もし万が一のことがあったら、

 

忙しかった。

疲れていた。

昼間病院に連れて行った。

 

などは言い訳にもなりません。下手をすれば我が子の命に関わることなのだから、万が一のことを考えて行動するべきだったんです。

万が一を心掛ける

過去に小さなしくじりはいろいろとありました。
ですが、僕は育児において何か失敗したことがあるか?しくじったことがあるか?と聞かれれば、真っ先にあの夜のことを思い出します。親としてはあってはならない判断ミスだったと思います。

それからは、どんな状況でも素人判断で大丈夫だと高を括らず、万が一のことを想定して行動するよう心がけるようになりました。

6年が経ち、娘は小学1年生になりました。最近は病気もほとんどせず、毎日元気に遊びまわっています。

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作者:丸本チンタさん
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