【息子とした約束とは…】

子どもにとって、好きなだけゲームができたら最高ですよね。
でも、親としてはそういうわけにはいきません。
ゲームが生活の中心になってしまわないように、今までの生活を大切にしてほしい。その思いから、ゲームを渡す前に息子と約束をしました。
「約束が守れなかったら、ゲームは預かるからね」
買う前にも、渡す前にも、何度も伝えました。
約束は全部で6つです。

持っていくことについては、許可をとったりトラブルが無いように管理できているようなら解禁する予定でした。

【息子と決めた6つの約束】
・1日1時間まで(休日は少し長くてもOK)
・お手伝いは今まで通りやる
・宿題と翌日の準備を終えてから遊ぶ
・ゲームはリビングだけで遊ぶ
・ゲーム機を勝手に外へ持ち出さない
・ゲームでイライラして暴言を吐かない
今見ると、約束が多いと思われるかもしれません。
でも、どれも「ゲームがあっても今までの生活を変えないため」に必要だと思ったことばかりでした。
ゲームを手にした息子は、とても嬉しそうで、最初の数日は約束もしっかり守っていました。
「このままうまくいくかも」
そんなふうに思っていたのですが……
現実は、そう甘くはありませんでした。
◆ゲームの娯楽性があまりに強い!?

ゲームは、当たり前ですが「面白い」と感じるようにプロが時間もお金もかけて作った娯楽です。
それまでの息子は、自分で遊びを考えたり、工作をしたり、本を読んだりして楽しんでいました。
でも、ゲームはそれらとは比べものにならないほど刺激が強かったのです。
例えるなら、毎日料理を作って食べていた人が、突然いつでも好きなレストランへ行けるようになったようなもの。
献立を考えることも、買い物も、調理も必要ありません。
座れば、食べたいものがすぐに出てきます。
ゲームも同じで、自分で工夫しなくても、次から次へと「楽しい」が用意されています。
もちろん、それ自体が悪いとは思っていません。
短時間で質の高い娯楽を楽しめるのは、ゲームならではの魅力です。
ただ、わが家の息子にとっては、その魅力があまりにも強すぎました。
約束を守ろうという気持ちより、「もっと遊びたい」という気持ちのほうが勝ってしまったのです。
そして息子は、少しずつゲームにのめり込んでいきました。
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