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暇を持て余す管理入院、数少ない楽しみは…【嗚呼…難産体験記~2度目の妊娠 前置胎盤⑩】 by はみる

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はみる「暇との闘いの毎日ですが、一日の中で最大のイベントがNST(ノンストレステスト、通称:モニター)です。モニターはイベントの少ない毎日の中で数少ない楽しみの一つです。」

NST(ノンストレステスト)とは、胎児にストレス(陣痛、子宮収縮等)がない状態で胎児の心拍、胎動、子宮の収縮を計測する検査です。

ピンク色と緑色の2種類の大きな吸盤のようなものをおなかにくっつけて、赤ちゃんの心拍とお腹の張りを計測します。ピンク色は、赤ちゃんの心拍を計測するものです。潤滑ゼリーを塗りその上にピンクの吸盤を置きます。緑色は、陣痛計といい子宮の収縮を測ります。どちらも穴の開いたゴムベルトをおなかに巻き吸盤の出っ張りを通して固定します。

NSTは約30分計ります。機械から帯状のグラフが出てきて、そのグラフから赤ちゃんの心拍や胎動、子宮収縮を読み取ります。
胎動心拍は、ギザギザと波形になっていて、ギザギザが多いほど赤ちゃんが元気です。(心拍は機械にデジタル数字で表示されます。標準は120~180と大人よりも心拍数が高いです)。
胎動マーカーは、胎動を感じると小さな帯状に記録されるようです。陣痛計の波形は、ほぼ水平な横線で子宮収縮すると大きな山ができます。この山が頻繁にできるとお腹が張りやすいとみられ、ウテメリンの量が増やされたりシャワーをお休みにされたりします。

ピンクの吸盤(赤ちゃんの心拍を計測する吸盤)は、ココというポイントに当てないと拾えません(赤ちゃんの心臓の位置)。赤ちゃんがお腹の中で移動したり、ママが体勢を変えるとずれてしまうこともあります。ずれてしまった場合は、看護師さんを呼んで直してもらわないといけません。毎日場所が変わることもありますが、週数が進み赤ちゃんが大きく育ち、お腹の中であまり動き回らなくなるとだいたい場所が決まってくるそうです(下っぱらの右側とか)。

検診好きな私は、赤ちゃんの心拍が聞けて幸せでしたが、毎日となると新鮮味も薄れ心拍音が心地いい子守歌になることもありました。

※ NSTの説明については、自らの体験や入院中に看護師さんに質問をして伺った内容に基づくものです。各病院によって異なったり医療的に間違った記述があった場合は、素人ですのでどうかご容赦ください。

つづく

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⇒作者:はみるさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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