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退院直前にものすごい展開が!【出産入院編⑩】 by ワンタケ

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こんにちはー!^^

ざっくり1年半前の「産後入院」を記事を続けて書かせていただきましたが、今回でとうとう最終回です(今までの記事はこちらから

それではさっそく最後のクイズです。
いよいよ退院!最終回!最後の最後で驚いた出来事とは!?

① 退院祝いにと友人が病院でフラッシュモブをしてくれた
② 退院までに夫がモジモジし続けてとうとう赤子を抱っこしなかった
実母から何気なく出産に関する衝撃のひと言を聞かされてブッ飛んだ

 

【クイズの正解は…】

正解は①の「フラッシュモブ」と言いたいところですが、残念ながら私にはモブれるほどの数の友人はいません。夢のまた夢、もしくは金に物を言わせて他人を雇うしか道は無いので①は不正解です^^

②の「夫が抱っこしない」ですが、夫は私の友人コロッケちゃんが抱っこした後すぐに慌てて抱っこしていました。
夫は生まれてすぐに赤子を見た瞬間から「これは触っちゃいけない脆さがある…!」と想像以上のほやほや感にビビっていたようですが、「これ以上先を越されたくない」との理由で4日目にして実子を抱いたのでした。(おせーよ笑)
という訳で②もブッブー^^

正解は③の「実母の衝撃発言」でした!

 

【母の出産体験】

それは出産に関する雑談を実母としていた時の事です。
妊娠中や産中産後などの経産婦あるあるトークに花を咲かせていた所、母は思い出したように言いました。

 

「まぁでも私、無痛分娩だったからね~!」

 

えっ!?30年以上も前に無痛分娩経験者!?JITUBOがっ!?

メチャクチャ驚く私に母は朗らかに「あれ?知らなかった?言ってなかったっけ?」とひと言。

無痛分娩って今でもやっている病院自体あまり多くないし、何よりそんな昔からあったんだっていう驚きでいっぱいでした。

私が聞いた他の人の体験談では「無痛じゃない、痛い」でしたが、母は痛くなかったそうです。「とても楽で良かった♪」と言っていました。

ちなみに、私を産んだ時は普通分娩で痛みを充分に経験したので、妹を産む際に「高齢だし、痛いのはもう勘弁☆」と思ってそうしたようです。

母が高齢で無痛で出産した妹と私は7歳年が離れています。長女である私もそんなに手が掛からない年齢になってきていたとあって、妹は恐ろしい程育てやすく孫のように可愛かったと今でも言っていますし、私から見ても今でも可愛い妹です。

途中からただの妹話になってしまいましたので、軌道修正。

【ついに退院】

無事に黄疸が治った赤子は退院をする事になりました。退院前の最後の赤子の診察中、私は色々な事を思い出しました。

 

黄疸のリスクとして「脳症が残る可能性がある」と説明を受けて涙を流した事。

ロールパン(糖質)2個にマカロニサラダ(糖質)というメニューが出た事。

同室から、静かにすすり泣きが聞こえて来た夜の事。

カズレーザーの夢を鮮明に見た事。

新生児室の看護師さんが「一番多い時で20人の新生児を1人で見ている」と聞いて預けるのを遠慮して辛い思いをしてしまったこと。

 

いろんなことが頭を駆け巡って、「でもそれも、もう今日でおしまいだ。」そう思った時、「ふっ」と力が抜けました。

久々に、緊張の糸が切れました。

私はこの上なくリラックスをしました。

全身で脱力をしました。

 

その瞬間、ウンコが漏れました(結構多めに)

 

突然の展開に私はビックリしました!
まぁでもウンコ側もビックリしたでしょうね。「このタイミングで!?」って。

退院直前にウンコを漏らした事は、確か夫にも言っていませんが、手帳にもそのようにハッキリ記されているのを再確認したのでこれは紛れも無い真実。トゥルー・ラブです。

でも安心して下さい。こちとら立派な大人です。
その後しかるべき処置を迅速に致しましたので何も怖がることはありません。安全かつ衛生的に、無表情にさも「ウンコなんて漏らしてないです」って顔で事無きを得ました。

こうして最後の最後でウンコを漏らして私の入院生活は幕を閉じました。

【今ということ】

ムスコに可愛い真っ白な服を着せて、私もシミひとつないパンティーに履き替えて、夫が迎えに来て、私は帰宅をしました。
都合上、沐浴を教わらなかったために我々夫婦は大変苦労しましたが、今となっては些細な事です。

喉元過ぎれば全て些細な事。
でも、喉元真っ最中はめっちゃ大変。それをずっと覚えていたい。

「今だけよ」なんて言っちゃいけない。大変なのは「今」なんだから。

私はこれから生きて行く上で、「今」大変な人を大事にしたいって思います。何か出来れば良いなと思います。何が出来るかな。

という訳で「産後入院」最終回、いかがでしたでしょうか。

 

この連載を続けている間、私は夫の実家と同居解消して別居をしたり、息子を保育園に通わせてみたりと、いろいろな事がめまぐるしく起こっていたので、最後まで書き終える事が出来て本当に嬉しいです。

 

今まで読んでいただきありがとうございました!
次の連載でまたお会いできたら嬉しいです。
最後にお漫画を添えてドロンです!^^

 

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作者:ワンタケさん
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。
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