病院で発達障害のADHDテストを受けたら・・・「息子のADHD発覚経緯③」by 鈴木セリーナ
前回の続きです。
そんなこんなで、何にしても成長が遅かった息子。
「そろそろ病院に連れて行こう」と話していると、いきなりできるようになるということはこの後もあり、結局16歳になるまで診断を受ける機会を逃したままでした。
ですから、16歳になって学校から連絡を受け、発達障害のテストを受けたほうが良いと言われたその日は驚きもしませんでした。
いざ病院へ
行きつけの大学病院の担当コンシェルジュにこのことを話し、どの科を受診するのが適切か確認したところ、まずはメンタルクリニックにかかるのが慣例だというので予約を取り、息子を連れて行くことに。
当日、直前の患者の話が長かったようで10分ほど診察室の前で待つ間に、息子は寝てしまいました。
ちなみに、眠ければどこでも寝ます。
名前を呼ばれたので息子を起こし診察室に入った時、息子は起き抜けで機嫌が悪い状態でした。
先生に「お名前は」
などいろいろ聞かれますがすべてゴニョゴニョ言って返し、先生をボーっと見ている息子。
先生に「今さ、先生いろいろと質問してるけど、あんまり答えてくれないじゃん?先生がどんな気持ちになるとか、きみのことをどう思うかとかそういうことは気にならない?」
という質問に息子は、
「ぜんぜん。眠い」
と返しました。
おいおい、よくそういうこと本人目の前に言えるよな‼︎
すげぇこいつ…。
と、内心思いながらも一応先生に
「すみません。この状態になると怒っても聞かないんです」
と言うと先生が
「そうでしょうね。
今日はいろいろお話聞くのは無理そうですから、テストを持って帰ってください。
これをやって、次回2週間後に来てください」
と言って、50問ほどのテストを受け取って帰りました。
ADHDテストの内容とは?
テストには「15歳〜」と書いてあり、
・学校では
・家では
・性欲は
・親は
などの後に続く言葉を自分で考えて埋めていく
というものでした。
テストを解きながら息子が
「これ、どういう質問なんだろうね。難しい」
と言っていました。
2週間後、テストの提出と、医師との面談のため再び大学病院へ。
テストの採点が終わり、息子と2人で診察室に呼ばれ、医師から告げられた言葉は
「おそらく、なんともないということは無いでしょう」
でした。
私「それはどういう基準で判断するんですか?
医師「筆跡とテストの回答内容ですね。ご子息の筆跡はかなり幼く、小学校2年生くらいの筆跡と一致します。今回は15歳以上用の方用のテストを受けていただきましたが、おそらく質問の意味も理解できていないと思うので、今度は思春期を迎えるより前のお子さん用のテストを受けていただきます」
と言われ、また2週間後、テストを持って病院へ行くことに。
現時点での診断結果を聞いていた息子が無表情だったので、
“16歳なのに、15歳以上のテストの意味がわかってないと思うと言われて、さすがにショックだよなぁ。なぐさめてやるか“
などと考えていたにもかかわらず、
診察室を出てすぐ
「ねえ、なんかお腹すかない?俺お腹すいたから食べに行こう」
と、ノヅラで言う息子。
あんたやっぱすげーよ…‼︎
半ば息子をリスペクトするようになった母でした。
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◆プロフィール
鈴木セリーナ
大分県出身。
田舎のお嬢様として育てられるが、15歳でドロップアウト。
17歳で妊娠〜18歳で出産を経験。
20歳で上京しチャンスを掴むと、ヤンキーママからセレブママへと大躍進。
最近になって息子が『ADHD』であることが発覚。
主な著書
「元銀座No.1ホステスのおじさん取扱説明書」
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