家具も無いのに引越そうとする無茶な夫...◎私が鬼になったワケ③◎by ホリー
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【旦那の引っ越し意欲】
私は焦った(冷や汗
ちょ・・・ちょっと待て!
せめてベッドやダイニング・テーブルを
購入してから引っ越しさせてくれ!
いやいや(驚
家具は必要だろう?
ウチの両親が家具一式を
買ってくれるらしいから
まずそれらを見に行こうではないか。
そうだな、今週末はまず
家の間取りの確認と
寸法を測ろうではないか。
すると旦那は
溜息交じりにこう言い放った。
は?何言ってんのお前(驚
私は眉根を寄せた。
お前が言うところの一般的な「新婚生活」には
赤ちゃんが2人もいないからな(白目
妻と幼い娘達に
何の配慮も出来ない男だと言う事に
なんとなく気付かされた出来事であった。
だがしかし旦那も頑固なのでなかなか引かない。
やれベビーベッドも
ハイチェアーもあるから娘達は大丈夫だの
テレビや電子レンジなどの家電もあるし
寝袋もあるから問題ないだの
旦那の引っ越し意欲は無駄にハンパなかった。
そんな旦那の引っ越し意欲を
阻止させた私の一言は
毎日3食立ち食いか?
で、あったことをお伝えしておこう(真顔
正論ぽくこんなことを言ってみたりもしたが
実のところ今まで育児や家事を
手伝ってくれていたグラニーが
突如居なくなることに
心細さと不安を感じていただけかも知れない。
【それから3週間後――】
家具一式を購入した我々は
無事新居に移る事が出来た。
だがしかし――
この家に越してからの数ヶ月間
ぶっちゃけあまり記憶が無い(真顔
毎日2パターンの離乳食に
次女のオムツ替えと長女のトイトレ。
私はこの時
日々何を思い何を考え
何を感じていたのか
今更ながら気になって仕方がない。
そんな私を差し置いて
旦那は義実家にいた頃と何一つ変わらず
いや――
それ以上に遊びまわり始めた。
グラニー(母親)の目が
届かなくなった今
彼は自由の翼を手に入れたのだ(白目
私の鬼度 ★★☆☆☆(2)
次回につづく
作者:ホリー先生
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