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絶望を招いた旦那の言葉【私の卵巣がねじれた時の話⑥】 by ちょここ

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そして、両親が来た後も救急車は動かず。

私はもう40分以上救急車の中で苦しんでいるのかと絶望的な気分になってきました。

この先、私は一体どうなってしまうんだろうと思いながら苦しみ続ける私。

 

そんな苦しい中でも、不思議と自分の聴覚はしっかり機能していて、

前の席で救急隊員が懸命にいくつもの病院に電話をかけている声や、救急隊員同士の会話が聞こえていました。

 

【東京ルール】

「東京ルール!?」

どうやら東京ルールというのを使って、病院受け入れをお願いしてもらえるみたい⁉︎

東京ルールって何ぞや?と思いながら。

(何となく、ある回数以上病院に受け入れを拒否されたら使えるんだろうなというのを感じました)

 

後日、気になって東京ルールについて調べたところ・・・

約10年ほど前に東京で導入されたもので、

東京ルールの1つとして私に適用されたものとしては、救急患者たらい回しを防ぐ為東京独自のルールで、

5軒以上の病院に断られた時、または、20分以上搬送先が見つからなかった時に、あらかじめ登録されている医療機関に搬送する決まりという内容でした。

 

【やっと見つかった病院】

そして私は、その東京ルールによって受け入れてくれる病院が見つかり、救急車で運ばれることになりました。

両親に子ども達を任せたので、旦那は一緒に救急車に同乗するかと思っていたら・・・

救急車に乗らずに、家の車で病院へ向かうとのこと。

確かに、もう夜も遅かったので、家に帰ることを考えると家の車で行った方が得策でした。

(妻がこんなにも痛がっているのに、冷静に物事を判断できる人だったので、少し感心もしつつ・・・。

ただ、家の車で病院へ向かったことで、後で少し面倒なことになりましたが・・・)

病院に到着後、すぐに痛み止めの点滴をしてもらいました。

痛み止めをしてもお腹の激痛はあまり変わらず、ずっと痛いままで、

そして、また嘔吐。

現状を調べるべく、CT検査へ。

その後、当直の先生による画像診断。

卵巣が肥大化しているのは、私自身知っていたことなので驚くこともなかったのですが、

定期的に通院している病院の先生以外の先生から、あらためて言われたので、他の人が見てもやっぱり異常なんだと確信しました。

この時の私は、ただただ、このもだえ死にそうなくらいの激しい痛みを早く取り除いてくれ!と思うだけでした。

 

そして、この当直の先生が、とった行動は⁉︎

次回に続きます。

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