事故後も元気そうだった友人が急に胸の痛みを…!果たして全員の容体は?【子連れ旅行×居眠り運転⑧】 by 星田つまみ
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こんにちは、6歳差兄弟の息子たちと賑やかな日々を過ごしている星田です
今回は私の体験談として…
ある交通事故の遭遇経験を描かせていただきます。
その出来事を通して、私は改めて
子どもを乗せて車のハンドルを握る事の責任の重さを
強く意識することになりました。
前回の話【第7話】
最初から読む【第1話】
☆出来事の大筋はノンフィクションですが
登場人物の名前や関係性、地名等は架空の物となります。
事故対応を終えて、車に乗るなり…
激しい胸の痛みを訴えた天野くん!
それまで冷静だった天野くんの
突然の苦痛の表情に、私も動揺しましたが、
助手席の背もたれを倒して
胸部がシートベルトで圧迫されないようにすると
なんとか痛みは抑えられ
呼吸もできている様子だったので
救急車は呼ばずに私の車で、
月岡くんたちが搬送された病院へ運びました。
道中、天野くんの状態について
病院へ連絡を入れていたので到着するとすぐに
急患入口から処置室へ案内されました。
月岡くんと天野くんは肋骨骨折の
痛々しいコルセット姿になりましたが…
交通事故にあった全員が命に別状なく
入院することもなく
通院治療程度の負傷で済んだことに
私はほっと胸を撫で下ろしました。
怪我の処置を終える頃には
すでに帰宅が難しい時間になっていたので、
今夜は予定していたコンドミニアムに
泊まることにしました。
事故の直後に、宿泊施設には一報を入れていましたが、
施設側がこちらの状況にかなり配慮してくださり、
もしキャンセルすることになった場合も
キャンセル料は不要と言ってくださっていました。
しかし、キャンセルせずに全員での宿泊を決めた理由は
「宿泊施設への感謝の気持ち」もありましたが、
正直、再び長距離移動して家まで帰る事すら、諦めるほど、
全員が心身ともに疲弊していました。
楽しむ雰囲気には到底なれない大人たちに反して
子どもたちの笑顔は普段のまま。
重い空気のその場を和ませてくれました。
痛々しい額のたんこぶは、
事故から時間がたってさらに腫れが増しています。
※次ページに続きます。
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本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。