大人になるとなくなった好き嫌い。『好き嫌い卒業』への第一歩とは?!【偏食小食だった私が大人になるまで④】 by ユキミ
ページ: 1 2
【私の好き嫌いがなくなったきっかけその1「友達を意識する年頃になった」】
子どもが集団生活を意識しだすのが「友達」の存在。
友達と一緒がいい
友達がやっているから
そんな理由で、早い子であると幼稚園生くらいから友達への意識が芽生える。
私はその意識が芽生えるのが大変遅く、中学生くらいにほんのり芽生え始めた。
友達が「おいしいよ」と進めてくれたものをすんなり口にできたり
みんなが食べてるから食べよう~なんて意識が芽生えてきた。
この「友達の影響」によって、私の好き嫌いや食わず嫌いはグンと減ることになる。
ちなみに息子4歳。
家では離乳食期から変わらぬ好き嫌い魔人だが、幼稚園では好き嫌いせず給食を完食しているらしい。
これは紛れもなく、クラスのお友達が食べているから という意識のたまものである。
私は14歳、息子は4歳。
息子は母より意識が芽生えるのが10年も早かった。
素晴らしい。
【私の好き嫌いがなくなったきっかけその2「料理を自分で作るようになった」】
20歳で社会人になり、地元を出て都内で1人暮らしを始めた。
1人暮らしをしてまず気づいたこと、それは…
東京は物価が高い!!
毎日の食事に好きなものだけを買っていたら、新卒小娘の給料だけでは即破産である。
会社の帰りにスーパーに寄り、毎日出来合いのお惣菜を買える余裕など到底なく…
その時特売になっている食材で、日々やりくりをする。
そして、どんなに失敗しても「自分で作った自己責任から、全て食べる」そんなことを続けていたら、自分でもびっくりするくらい食の幅が広がり、たいていの物は食べられるようになった。
小さい頃から
「色々な食材の味が混ざっているから…」
なんて理由であまり好きではなかった野菜炒めや、肉じゃがなんかも
自分で何を入れたか
どんな方法で作っているか
が分かっていれば、すんなりと食べられるようになった。
好き嫌いや食わず嫌いをしてしまうの理由の一つに
「料理への知識のなさ」
があった。
目の前の料理を見て、
「材料に何が入っているんだろう…」
「どうやって作ってるんだろう…」
そんな自分の料理への知識のなさが、「食べたくない…」というマイナスイメージを植え付ける原因になっていたことが分かった。
【我が子にも身につけさせたい!料理への知識】
我が家の息子は幸いにもお手伝い好きである。
特に料理には何かと手を加えたいらしく、できる限りその意欲はいただくことにしている。
献立を決め
その料理に何が入っているか
そしてその食材をどう調理したら、料理ができあがるのか
一緒に確認する。
カレーやシチューなんかは工程も単純で材料も買いやすいので、トライしやすい。
この日シチューが出来上がり、それを見た息子は目を輝かせながら
「すごい!」
と言っていた。
そうなのだ、料理はすごいのだ。
バラバラだった材料に手が加わると、色々なものに変身できるのだ。
料理はすごい。
料理が面白い
それに気づけたら、好き嫌い卒業への道は1歩前進である。
ちなみに私は、1人暮らしを始めて料理の面白さに気づいたのだが、未だにジビエ(獣肉)と肉と魚の内臓系だけは食べられない。
今のところ料理する機会がないので、猟師にでもならない限りその好き嫌いは一生直らないであろう。
◆今までのお話はこちらから
★我が家の幼稚園選びシリーズ
★息子のプレ幼稚園シリーズ
★お友達のおもちゃを取ってしまう問題シリーズ
~作者:ユキミさん~
インスタグラム yukita_1110
ブログ 育児の理想と現実お届けします!ユキミ オフィシャルブログ
ページ:
1 2
★フォローしてユキミさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。