親が近くにおらず公園でやりたい放題の男の子。買ってあげたばかりの息子のオモチャに手を伸ばし…【許せない!とあるやんちゃ坊主に付きまとわれた話④】 by ぺ子
ページ: 1 2
◆今までのお話はこちらから
(前回のあらすじ)
太い木の枝を息子の自転車の後輪に挟もうとしたやんちゃ坊主。
息子の華麗な運転で回避できたけど…許すまじ‼︎
後ろを振り向いた時…既にやんちゃ坊主は母親と帰るところだった!逃げ足早すぎ‼︎
やんちゃ坊主、またこの公園に来るのかな…また息子に絡んできたら本当に嫌だな…
次の日。
私はお店で新しい砂場のおもちゃを選んでいました。
イヤイヤ期真っ只中の息子ですが、この日の朝は駄々をこねることなく登園してくれたのです。
「保育園嫌いだけど、いつも頑張って行ってくれてるもんね…」
そうして砂場のおもちゃを一つ買い、そのまま保育園へお迎えに行きました。
「わ~!ミキサー車だ~!」
キラキラ光る息子の目。とても嬉しそうにしている息子を見て、わたしもほくほくです。
「息子くん、保育園お疲れ様。いつも頑張ってくれてありがとうね。新しいお砂場の車を買ってきたから、早速そのミキサー車で遊ぼっか!」
「うん!」
ホッ…
今日はいないか…
本当はもう会いたくないから違う公園に行きたいけど、違うところだと息子のイヤイヤが炸裂するし、そもそも自転車ができる近くの公園がここしかないんだよなぁ…。
でも、今日はのびのびと遊べそう。
「あーー‼︎また来た‼︎」
ドッキーーーン‼︎‼︎
後ろから大声が…まさか……おそるおそる振り向くと、そこにはやんちゃ坊主の姿が…
うわ…またいるじゃん、最悪…
しかも相変わらず親が見当たらないし…
雲隠れでもしてんの?忍者か⁇まさか子どもだけ置いてどこかに行ってるんじゃないでしょうね…
「見て!これ今日おかあさんが買ってきてくれたの。ミキサー車だよ!」
息子は、ぶーんとミキサー車を得意げに走らせます。
「なんだそのちゃっちいの。ちょっと貸せよ」
やんちゃ坊主が息子に詰め寄ろうとしたので…
※次ページに続きます。
ページ:
1 2
★フォローしてペ子さんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。