【光の届かない部屋で# 7】静かな夜 前編
元夫の仕事が変わり、
普通の夫婦になれるかもしれないと
思っていた矢先、子どもを亡くし
私の病気は悪化
夫は耐えられず離れて行きました。
一人になった私は、
安静を勧められながらも働き始め、
やがて自分の家に向かうこともできなくなりました。



当時の私は家族にも頼らなかった
、頼れなかった。
不倫をされて恥ずかしいと思っていた
愛されていない事を、
幸せではないことを親不孝だと思い
親を悲しませるかも、怒られるかも、と怯えていた。
ただ自分を責めた。
誰にも事情を話さず、 何が起きているのかも分からないまま ただ一人で耐えていた。
今ならやっと言える。
あの頃の私は、かわいそうだった。
裏切られ続けて、
それでも誰かを責めることもできず
一人ぼっちで静かな夜をやり過ごしていた。
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