【光の届かない部屋で#6】壊れていく日常 後編
憧れていた生活や仕事、環境をすべて諦め
自分の自信や積み上げてきたものも、
すべて失ってしまったように感じていました。
うつ病と診断され、
自傷行為や幻覚を見るようになり
私は半ば強制的に帰国することになった。

元夫は、履歴書に書けることがないと言い
何社か会社を受けては落ちていた。
英語も話せ、音楽もできる人だった。
私が履歴書づくりを手伝うと、
ほどなく仕事は決まった。
今思えば
彼もまた、周りから見ればすごい人なのに、
自分に自信を持てずにいた人だったのかもしれない。

この時期の詳しい話は、インスタグラムでも綴っています「厄年編①〜⑩」ご興味がありましたら、ご覧いただけたら嬉しいです。

元夫の浮気の証拠がPCに残っていて、
消される前にと必死で画面を写真に撮っていました。
その途中で
PCがスタンバイ状態になり、
画面が一瞬真っ黒になった。
そこには
必死な顔をした自分が映っていて
恐ろしいほど取り乱した表情だった。
悲しさと絶望がそのまま張りついたような、
涙でぐしゃぐしゃになった、
目を背けたくなるほど醜い顔。
あのとき画面に映った自分の顔を、
私は今でも忘れられない。
<広告>
