相手の親に言っても無駄?!小1息子の金銭トラブル【お金を使う遊び⑦】 by あぽり
の続きです。
前回は、ジャイアンを良く知る人物の
証人Aさんが来てくれた所で
終わっていました。
ジャイアン君は、幼稚園の頃から既に
一人でもゲームセンターへ行ける子で、
そして一人でも遊んで来る子でした。
幼稚園の時も、トラブルが起きた事があって
ジャイアン君のお母さんに言った事があったそうです。
「それはどうも申し訳ありませんでした」とはいうものの
変わる事はなかったので、
親に言えば何とかなるだろうとは思わない方がいいと
言われました。
何より、保護者会や参観日などでも
お母さんが学校に顔を出す事はほとんどありませんでした。
なにしろ、まだ小学1年生ですので、
あまり深い事は考えていません。
お金を脅し取ろうとか、盗もうとか
そういう考えではなく、
ただ単に、ゲームセンターで遊びたいのに
誰もお金を持っていなくて行けないから、
次からはお金を持ってくるように言ったのではないか。
必ず持って来させる為には、
「持って来ないと仲間に入れない」と言うのが有効だと
知っていたのではないか。
だから、親や先生に言うより、
子供本人に注意してみてはどうかとアドバイスしてくれました。
他のママ達も、事を大きくしたくないという気持ちもあり、
ジャイアン君本人に話す事に決めました。
「いつも遊んでくれてありがとう♪」
その言葉から始まり、
まずは、本当にゲームセンターが目的だったのか聞くことに。
証人Aさんの言う事は本当で、
ジャイアン君は、ゲーセン目的でした。
「お金は持たせられないの。
ゲームセンターにも、うちは行ってはいけないと
言ってあるの。
だから、お金を使わずに遊んでくれる?」
と伝えました。
素直に、「わかったよ…」と
言ってくれました。
これで一件落着です。
ママ達がタッグを組んで
事件は解決することになりました。
ママ友とはいかなくても、
保護者同志の繋がりを持っていると、
子供に何かあった時に力になってくれたり、
協力し合ったり、
色んな情報も入ってくるのでとても良かったです。
この時に関わった子供達は、全部で7名ほどいました。
その7名全員が、ジャイアン君の言う事を聞いて
家からお金を持ち出そうとした。
私がこの時に、怖いなと思ったのは、
この事件そのものより、
まだ小1で、これだけの人数を従える権力を
持っていた事。
「逆らってはいけない」と他の子が思う何かが
この子にはあったのでしょう。
余談ですが、5年と6年の時は
大変でした。
次回、最終話です。
その後、自分の子供に話した事を
書きたいと思います。
つづく。
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