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安心して安定期を迎えたい!妊娠初期に気を付けること【妊娠講座】 

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妊娠し、子宮の中で育ち始めた受精卵はヒトの形へ変化をとげ、細胞分裂を繰り返しながら急ピッチで臓器や器官、骨を形成していきます。
ママとしてはあかちゃんを授かった喜びと同時に安定期まで順調に育つか不安になったりすることも多いと思います。
マタニティブルーといわれる事もあるように、ホルモンバランスの影響でメンタルにも支障が出て、感情の起伏が激しくなったり落ちこんだり涙もろくなったりする人もいます。

安定期まで順調に育つか、授かったこの体で気をつけることって何があるのだろうと疑問に思うことがあると思います。
安定期まで不安なく楽しく過ごしていくために、ここで妊娠初期で気をつけることを学んで不安を少しでも解消していきましょう。

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●ナゼ初期は気をつけた方がいいの?

妊娠初期は胎児の臓器や器官や骨が形成される妊娠中で最も重要な時期だからです。

●摂取した方が良いもの悪いもの

妊娠初期は母体やあかちゃんの体をつくるために、鉄分、カルシウム、タンパク質をバランス良く摂ることが大切です。
鉄分は妊娠していない時より1.6倍、カルシウムは、1.5倍の量が必要になります。
ですが鉄分を多く含むレバーは摂りすぎに注意が必要な動物性ビタミンA(レチノール)は先天性異常のリスクを多く含んでいますのでほどほどにしましょう。

マグロや金目鯛にはメチル水銀が含まれており、胎内に蓄積されてしまうのでリスクを回避する為にも食べないほうがおすすめです。

初期はつわりで食べられない人も多いと思いますが、
ビタミンBを多く含む、豚肉、納豆、豆腐、クエン酸を多く含む梅干しやレモンは積極的に摂って体力をつけたいものです。

葉酸は積極的に摂取するといいとは聞きますが

理由は不足すると無脳症や二分脊椎などの先天性異常のリスクが高くなるためです。

普段の食事がバランスよく摂れていれば問題ないのではと思われがちですがそれでは足りないのです。
なので手軽に摂れるサプリがいいのですが
サプリでも質と含有量に違いがあります。

葉酸は主に「ポリグルタミン酸型葉酸」と「モノグルタミン酸型葉酸」に分けられます。

モノグルタミン酸型葉酸はポリグルタミン酸型葉酸に比べて2倍も吸収率が良く、厚生労働省もモノグルタミン酸型葉酸の摂取することを勧めています。

厚生労働省は、1日あたり400μgのモノグルタミン酸型葉酸を摂取するように通知を出しているのですが沢山の葉酸サプリがある中どれを選べばいいか分からないと思います。

葉酸サプリを選ぶ基準はモノグルタミン酸型葉酸であり、1日のあたり摂取量が400μgをクリアしていること、
国の基準が厳しい医薬品製造のGMPに適合認定されている製造工場で製造されていることなどがポイントになります。

そして水分補給についてですが
脱水症状を防ぐためにこまめに水分補給をしましょう。
喉が乾く前に飲むことが大切で、忘れそうなら時間を決めて飲むのもオススメです。

コーヒーの飲み過ぎには気をつけましょう。
といっても1日、1、2杯なら問題はありません。
カフェインレスの飲み物はたくさん売られています。
ミネラルウォーターや麦茶、ルイボスティーなどがそうです。
飲むときは体を冷やさないように常温か温かいものを飲むのがいいです。

アルコールやタバコは先天性異常のリスクがあるのでもちろん厳禁です。
お酒を飲むと胎盤を通してあかちゃんに周り、危険な状態になるためです。
妊娠中に摂取したのが原因で、胎児に先天性疾患が見られる胎児性アルコール症候群(FAS)のリスクを避けるためにも飲酒は控えましょう。

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●頭痛でも薬は飲まない方がいい?

妊娠初期に薬を飲むのは慎重になりましょう。

4〜15週未満の時期(妊娠初期)は、更に下の3つの時期に分けられます。

特に4〜7週は絶対過敏期と呼ばれ、薬の影響が強くなる時期です。
この時期の薬の投与は慎重にしてください。
もしどうしても痛みが我慢出来ない時は薬剤師か、産婦人科医に相談しましょう。
頭痛薬は妊婦でも飲めるものを処方してもらいましょう。
8〜11週は(相対過敏期)あかちゃんの重要な器官や臓器の形成は終わっていますがやはりリスクを避けるためにも服用は避けたほうが無難です。

12〜15週(比較過敏期)
この時期までは、他の期間と比べて薬の影響が大きいとされます。

私は赤ちゃんに万が一なんらかの障害や症状が出たときに後からあの時飲んだ薬の影響かな?と思いたくないので飲まないようにしていました。
不安な場合はやはり産婦人科医に相談しましょう。

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●重い物を持たない方がいいのはナゼ?

子宮が周辺の臓器を圧迫しているために腰にも負担がかかりやすくなっています。
腰痛や坐骨神経痛になる人も多いです。

かくいう私も妊娠初期に坐骨神経痛になり、少しの動きでも電気が走ったように激痛が走り、亀の歩みでないと歩けない時期がありとても辛かったです。

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●服装で気をつけることって?

血流が悪くならないように頸動脈や手首足首などは冷やさないようにしましょう。

靴は不安定なヒールは転倒の危険があるのでなるべくならビールの低いものやスニーカーなど歩きやすい物がおすすめです。
石畳の地面などはヒールだとグラグラして不安定なので要注意です。

ボトムスは締め付けのないものにしましょう
マタニティー用デニムやウエアだとゴムになっており締め付けない作りになっていますのでオススメです。

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●妊娠初期の外出で気をつけることは?

妊娠初期の外出時は買い物やウォーキングに出かけるときは日差しの弱い、午前中か夕方を選びましょう。
日差しが弱くても日焼け止めを塗って帽子をかぶったり日傘を差したりUVカットサングラスをかけましょう。

脱水症状を起こさないためにもドリンクを持参し、暑い時期には保冷材やタオル、寒い時期にはカイロやネックウォーマー、レッグウォーマー、手袋をして体を温めるようにしてください。
もしもの時のために、母子手帳、産婦人科の診察券と健康保険証は必ず持参して下さい。

海外旅行は食事も環境も慣れない場所で過ごすことになるので体に負担をかけたりストレスを受けたりしやすくなります。
海外旅行先での妊娠による治療や手術は保険がきかないことが多いです。高額医療費を支払うことになることもありますので妊婦でも入れる保険会社を調べておきましょう。

国内旅行だとしても、旅行先で診てもらうことになった場合はかかりつけの産婦人科でなく、旅行先周辺の産婦人科で診察や治療や手術を受けることになります。

出産するとしばらくは旅行に行けないから今のうちに…と思う方もいるかもしれませんが初期は胎児の臓器が作られる重要な時期ですので安定期に入ってからにし、そこまで遠くない場所にしておきましょう。

妊娠初期は食事、外出、衣服、薬の服用など制限がかかる事が多く、ストレスに感じる事もありますがやはりお腹の赤ちゃんの臓器や器官、骨の形成の重要な時期なので先天性異常などのリスクを避けるためにもこの時期だけは慎重に行動することが大切です。

とは言ってもその中で散歩をしてリフレッシュしたり、アロマを炊いたり、DVD鑑賞、カラオケ、ちょっとしたおやつを食べる、友達と話すなど自分なりの楽しみをみつけて、ハッピーなマタニティーライフを過ごしてくださいね。

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