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もう安心と思っていたけれど、入院後も娘の腹痛は…【腹痛から緊急手術となった出来事⑦】 by きたぷりん

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【トイレの確認】

 

トイレに行ってから押すと娘に止められます。

 

起き上がりそろそろと歩く後ろを

私が点滴のスタンドを押してトイレまで付いて行き

トイレでは便座にカポッとかぶせるタイプの

採尿採便のケース?を使い、尿も便も流しません。

と言っても入院してから…、むしろ入院する前から

食べ物は何も口にしていないので大して出ない…。

娘がトイレの中からナースコールを押し

看護師さんがそれに応対する声が聞こえ

その後すぐにやって来てくれます。

取ったものはチェックして持ったまますぐ戻って行きます。

確かにトイレが済むと娘の調子も戻り

普通に話したりまた漫画を読んだりしていますが

痛みはまたやって来る…。

まるで陣痛。

 

それなのに看護師さんはやけにあっさり帰って行きます。

親は面会時間しかいられません。

初めからずっと症状が腹痛のみなので

それは看護師さんや先生もわかっているはず…。

痛み止めを処方しながら

今は体の中にある毒素のようなものが

出ていくのを待つ時間か…。

そして感染の恐れがあるから

看護師さんも先生も必要最小限の接触なのか…。

 

入院の翌日は、先生と会うことは全くありませんでした。

 

きっと排泄物は毎回検査に回されてるんだろう…。

いろんな不安は出てくるものの

勝手に納得して娘の痛みに付き合い

大きな病院に来たからもう安心…

そう思い込もうとしていました。

 

続く

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◆今までのお話

腹痛から緊急手術となった出来事シリーズ
親子で心臓病でした。シリーズ
子ども料理のススメシリーズ
子どもの身体の成長の遅れシリーズ
我が家の幼児期事件簿シリーズ
私の過呼吸体験談シリーズ
成長期の目の話シリーズ

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作者:きたぷりん

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