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小5で受けた心臓手術。1ヶ月間の入院中に…【親子で心臓病でした。③】 by きたぷりん

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私が心臓の手術をしたのは

小学校5年の夏休み。

1ヶ月入院していました。

そして手術は無事終わり私は現在元気です。

 

【入院中考え続けたこと】

 

この管はドレーンといって

手術の後、身体に血液や体液がたまらないように外に出す管です。

私の場合肋骨の下辺りに2箇所ドレーンがついていて

先に一本抜いた時、痛くてびっくりしていたら

次痛いかどうかは私次第…!?

と子供の私はその言葉を信じて2本目抜く日を迎え…

これは騙されたのか?

それともちゃんといいつけを守ったからか?

と、子供ながらに再度確かめる術もないので

ずっと悶々としてたのをなぜかとても覚えています。

なにしろ病院で勉強してた記憶もなく

手術後は回復を待つばかりの毎日だったので暇だったんだなぁ。

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【食べ物の思い出】

そんな入院生活で一番考えたのはやっぱり食べ物のこと。

当時私は、魚介類は食べない、肉も肉肉しいのは食べない、と

母を悩ませていた超偏食児童。

入院生活では多分…病院食ちゃんと食べてた…と思う…。

ただ、大好物のポテトチップスがどうしても食べたくて

母が先生に塩分を洗ってなら食べていいと許可を取ってくれて

一枚一枚お白湯で洗いながら大事に食べていました。

そして後半になると週末両親が熊本から車でお見舞いに来る時には

病院の近所のお店のハンバーグを差し入れてくれてました。

私の大好物のハンバーグでちょっとだけ外の気分。

入院中の主な思い出がポテトチップスとハンバーグだから

やっぱり食べることって重要ですね。

 

【子供の入院で大変なのは…】

その他の私の入院生活は手術後は回復を待つばかりで

特に困ったこともなく嫌だった記憶もなく支障はありませんでした。

 

きっと大変だったのは家族のほうで

母は家では2人の姉たちの生活や自分の仕事もあって

時々私のベッドの横に簡易ベッドで付き添いもし

週末には両親でお見舞いにきてくれていました。

子供の病棟には患者でない子供は入る事はできないので

姉たちには1ヶ月会いませんでしたが

きっと不便をかけてたんじゃないかなぁ。

兄弟姉妹のいる子供の入院は、その2重生活を支える親の負担が

とても大きかったことと思います。

(ちなみに次男の入院ではこの部分かなり楽になっています)

 

そうそう、私の入院で変わったことがひとつ。

ヘビースモーカーだった父が、私の手術の日に倒れ(貧血?)

その日以来タバコをすっぱりやめました。

これはその後の父の健康を考えると良かったかな。

 

死ぬのかもしれないとどこかに思いながらの入院でしたが

手術さえ終わってしまえば特にすることもなく

ごろごろと規則正しい穏やかな生活でした。

私の入院はこんな感じです。

次回、その後の生活への影響を少し書いておきます。

 


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私の過呼吸体験談シリーズ
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