息子から届いた『さよなら』というメッセージ【17歳(当時)息子の家出①】 by 鈴木セリーナ
ページ: 1 2
いきなり暗いタイトルですみません。
恥ずかしながら、息子が家出しまして。
他媒体連載では『ヤンキーママからセレブママ』と称し、原稿を書かせていただいていたのですが、これを機に、子育て系の媒体を全て『子育て失敗チャンネル』に改訂いたしました。
“子育ての悩み”と、一言で言っても、子供の反抗期は第一次、第二次と大きく分けて二度あり、ネット上でよく見かけるそれは、第一次反抗期と見られるものが多く、愚息の場合は第一次反抗期が皆無だったため、皆様が「あーそれ、うちもそうそう!」と、見ながらちょっとだけホッとするようなエピソードが思い浮かびません。
これから10年以上後、読者の皆様のお子様が第二次反抗期を迎えた頃「あ、あのバカ元ヤンキーが、こんなこと書いてたなぁ」などと思い出してもらえたら幸いです。
【家出のきっかけ、不明】
最近までヨーロッパのマルタ島に留学していた息子。
本来彼は、現地で働き先を探し、ワーキングビザを取得する予定でした。
が、しかし…。ビザが切れるまでのんびり過ごし、日本に一旦帰国せざるをえないという状況に陥り、一時帰国することに。
マルタにいる間も、日本に帰国してからも、毎日電話で連絡は取っていたものの、
本来帰国予定の無かった息子の突然の帰国に、なかなか私も都合を合わせられず、出張も重なり、帰国後一週間は会えていなかったのです。
帰国後8日目くらいの2月16日16:00、今後日本でどう過ごすのか、いつマルタに戻るのかなど話すため、息子と私は待ち合わせをしていました。
けれど待ち合わせ時間直前から連絡はつかず、もちろん待ち合わせには来ず…。
待ち合わせ場所へ向かう道中、元夫とやりとりをし
「たぶん来ないと思うんだよねぇ。寝てるんじゃないかな」
という話はしていたのです。
18:30 息子から折り返しの連絡があり、再度待ち合わせをしましたが、私への連絡が終わった後、元夫が息子に連絡し、
「お前、待ち合わせに行かないってどういうこと!?」
と聞くと、そのまま
「え、なんでそんなキレてんの?もう電話切るから」
と、元夫に言い、そのまま元夫は着信拒否をされたそうです。
その後、私にメッセージが届き…
※次ページに続きます。
ページ:
1 2
★フォローして鈴木セリーナさんの最新記事をチェック!
本記事は個人的体験談などに基づいて作成されており、脚色なども加えられている場合もあり、必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。この記事の情報を用いて行動される場合、ご自身の責任と判断により対応いただけますようお願い致します。尚、記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。