『ヤンキーママからセレブママ』を撤回します。【17歳(当時)息子の家出②】 by 鈴木セリーナ

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皆さんは覚えているでしょうか?

私が息子をセブ島の焼肉屋で怒り飛ばしたことを。
【ADHD息子にも反抗期が訪れる⁉︎③】 参照)

 

 

よく考えたら、あのあたりから息子の反抗期は始まり、私の子育て終盤は失敗という結果が出つつあったのかもしれません。

 

【そもそもなぜ、セブ島に留学することになったのか?】

 

小学校に入る頃には問題行動が目立ち、厳しい規則の中で暮らせば、問題行動が直ることを期待し、10歳頃から息子をイギリスに留学させました。

しかしイギリスでも、まずは覚えたての英語で汚い言葉を先生に放ち、就寝時間を過ぎたあと、男子生徒同士でのトラブルを起こし、寮の部屋で友達と暴れてソファを壊し…。

 

以前、息子のイギリス留学について書き綴った際、「自慢話では?」などのお声を頂戴しましたが、子供の海外留学は、正直に言うと自慢できるようなそれでは無いけれど、人に言えないかたも多いのでは?と思うほど、愚息に限らず他のお子さんも問題を起こすことが多かったように思います。

 

息子が中学三年に上がる頃から約二年間、一旦留学をやめ、日本の公立中学に通わせることにしましたが、度々人間関係でトラブルを起こし、学校に呼び出されていました。

そのうち息子の友達関係も悪化していき、一昨年息子は、深夜徘徊していたところ集団暴行事件に巻き込まれました。

顔をボコボコにされ、歯も1本折られ、もちろん警察に相談しましたが、

「すぐには犯人逮捕に至らない。半年はかかる」

と言われ、

犯人が事件捜査に気づき、息子に仕返しにやって来る時には、顔ボコボコ、歯を1本折られる程度で済むのだろうか…?

 

私自身ヤンキー時代に見てきた様々な光景から、良くない想像をすればキリがなく、そうかと言って息子を24時間監視下におくことも難しかったため、深夜徘徊を共にするような人間関係を断ってもらうという意味でも再度留学させることにしたのが、セブ島留学のきっかけでした。

 

【息子とセブ島で話し合う】

 

セブ島で悪態をつかれ、

 

 

他のお客さんがドン引きするほど私が怒鳴り散らした。

 

 

あのエピソードには途中の話があり、

最終的に

「あんたも知らない土地で自分の居場所を見つけるために、自分というキャラクターを創って頑張っとるんだろ?そこに私がやってきて、“本当の自分”を知られることが怖いんだろ?」

という言葉に、気が緩んだのか泣き出した息子。

 

 

そこに至るまでは、鋭い目で私をにらみつけ

「あんだよ!?もう帰る」

と、逃げようとした経緯がありました。

 

※次ページに続きます。

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