喋りたいのに喋れない。私の中に積もっていったもの【転校したら話せなくなりました②】 by すみか

<広告>
◆前回のお話
転校をきっかけに話せなくなった私にクラスメイトは…【転校したら話せなくなりました①】
家にいる時は大きな声で笑う元気な私。
学校にいる時は無口で大人しい私。
自分が別の人になったような感覚になり
どっちが本当の自分なんだろうと考えるようになりました。
話し掛けられても何を話せば良いかわかりませんでした。
それでもまだ小学3年生。
物怖じせず近くにいる子には話し掛ける子が多くて
私自身もクラスメイトはみんなお友達!という気持ちだった気がします。
私が話せなくても普通に話し掛けてくれる子が多かったです。
話し掛けられると嬉しかったです。
同時に返事が出来ないことが歯がゆかったです。
クラスの子にぶつかってしまい
ごめんねと言えなかった時はすごく落ち込んで
家に帰った後も謝りたかったなぁ…と後悔していました。
自分の好きなことの話も出来ないので
学校にいて楽しいと感じることはほとんどありませんでした。
ひたすら無でした。
話し掛けたい、教えてあげたい
嫌なことを注意できる子が羨ましい…
といったもどかしさや歯がゆさが積もりに積もっていました。
※次ページに続きます。
<広告>
★フォローしてすみかさんの最新記事をチェック!
<広告>
<広告>